サーバコマンドを使用する

サーバコンソールで、次のコマンドラインオプションを使用することができます。

Load sss [/e] [/t] [/m] [/c=# of Mins] [/o=DN] [/? /h]

オプション 説明

/e

サーバキャッシュを有効にする

/t

最後にアクセスしたタイムスタンプを有効にする

/m

マスタパスワードを無効にする

/c=Minutes

キャッシュ更新期間(分単位。最小30分)

/o=DN

使用するNSSOオブジェクトDN NSSO DN Form:my_nsso_obj.my_orgunit.my_org

/h

ヘルプ

/?

ヘルプ

AUTOEXEC.NCFファイルは、バッチファイルにコマンドラインを保存します。コマンドは、サーバの起動時に実行されます。Windows NT/2000用のNDS eDirectoryにはAUTOEXEC.NCFファイルがないため、DHostは、次のように動作するActive Configuration Services (ACS)を提供します。Windows NT/2000とNDSの環境では、コマンドラインオプションはACSファイルに保存されます。最初にDLM(サーバ)がオプションセットとともにロードされると、DHostはコマンドラインオプションをACSファイルに保存します。その後サーバ(DLM)をロードすると、DHostはACSファイルから自動的に同じオプションを読み取ります。

今後セットアップするとき、コマンドラインオプションを渡す必要はありません。

コマンドラインオプションを変更する必要がある場合、次の操作を行ってACSファイルを再設定します。新しいオプションは、今後使用するために保存します。

  1. サーバポート(DLM)を終了します。

  2. /dスイッチを使用してサーバを再起動します。

    これは、Windows NT/2000サーバ特有のオプションです。このスイッチを使用することにより、ACSファイルからWindows NT/2000コマンドラインオプションが削除されます。

  3. ACSファイルに書き込んだ新しいコマンドラインオプションでサーバを再起動します。

  4. 再びサーバを終了します。

    手順4を行うと、サーバをロードするときにコマンドラインオプションが不必要になります。コマンドラインオプションは、ACSファイルから自動的に読み込まれます。