ユーザの操作なしで、自動的にNSSOをインストールするインストールスクリプトを作成することができます。設定をキャプチャするSETUP.ISS応答ファイルを作成します。応答ファイルを使用して、ユーザのワークステーションにNSSOを自動的にインストールします。
応答ファイルを各ワークステーションまたはZENWorksで使用して、複数のワークステーションにNSSOをインストールすることができます。
インストールするプログラムを含むディレクトリに移動します。
たとえば、Novell Single Sign-on CDのCLIENT\SSOに移動します。
[executable] /r /f1c:[path][filename.iss]と入力します。
[executable]には、応答ファイルの対象となる、インストールするプログラムを入力します。[path]は.ISSファイルを含むディレクトリです。f1オプションを指定しない場合、.ISSファイルはWINDOWSディレクトリ(Windows NTワークステーションの場合、WINNT)に置かれます。
たとえば、SETUP.EXEの応答ファイルを作成するには、次のように入力します。
setup.exe /r /f1c:\setiss\setup.iss
.ISSファイルには任意の名前を付けることができますが、拡張子は.ISSにする必要があります。
注: f1とパスの間にスペースは入れません。
スクリプトを使用するには、格納されているディレクトリから実行ファイルを実行し、.ISSファイルが格納されているディレクトリ(たとえばC:\SETISS)とファイル名をポイントします。
たとえばD:\CLIENT\SSOディレクトリで次のように入力します。
setup.exe /s /f1c:\setiss\setup.iss
スクリプトの実行が完了すると、.LOGファイルが作成されます。.LOGファイルのResultCode=0は、.ISSファイルがプログラムを正常にインストールしたことを示します。
