Novell Vibe Desktop Readme

2012年6月5日

1.0 製品の概要

Vibe Desktopを使用すると、Novell Vibeのファイルをコンピュータ上のファイルシステムと同期させ、Vibeサイトに直接アクセスすることなくファイルを変更することができます。 Vibeとコンピュータの間で追加および変更が同期されます。

2.0 Vibe Desktopのシステム要件

Vibe Desktopは、次のバージョンのWindowsオペレーティングシステムに対してサポートされています。

  • Windows XP SP3 32ビット以降

  • Windows Vista SP2 32ビットまたは64ビット以降

  • Windows 7 SP1 32ビットまたは64ビット以降

接続先のVibeシステムは、Novell Vibe 3.3以降である必要があります。

3.0 Vibe Desktopの問題点

3.1 ユーザのホームワークスペース内のチームワークスペースが2回同期される

ユーザのホームワークスペース(このホームワークスペースはMy Workspaceと呼ばれます)内にチームワークスペースがある場合、チームワークスペース内のファイルがデスクトップと2回同期される場合があります。これは、ユーザがMy Workspaceを同期することを選択し、次にMy Teamsでユーザのホームワークスペースに対するサブワークスペースであるワークスペースを選択したときに発生します。このようにVibe Desktopを設定した場合、Vibe Desktopは、ワークスペース内にファイルの2つの別個のコピーを保持します。

3.2 複数のコンピュータ上の同じネットワークロケーションに対して、Vibe Desktopフォルダを設定できない

Vibe Desktopフォルダに対してロケーションを選択したときに、複数のコンピュータ上で、ネットワーク上の同じ共有ロケーションを使用するようにVibe Desktopを設定しないでください。 これは、2つのインスタンスが同じ共有ロケーションに対して同期されている場合、それらのインスタンスが同時に実行されていなくても、Vibe Desktopはファイルを適切に同期しないからです。 このため、Vibe Desktopフォルダがネットワークドライブ上に存在するように設定することは必ず避けることをお勧めします。

4.0 Vibe Desktopのマニュアル

コンピュータ上でのVibe Desktopのインストール、設定、および使用方法の詳細については、 『Vibe Desktop Quick Start』を参照してください。

Novell Vibe Desktopに関するFAQ (よくある質問と答え)のリストについては、「Vibe Desktop FAQ」を参照してください。

Vibe Desktopを有効または無効にする方法、およびその他の管理機能を実行する方法については、 『Novell Vibe 3.3管理者ガイド』のConfiguring Vibe Desktop and the Microsoft Office Add-Inを参照してください。