Novell Vibe Add-In Readme

2013年7月1日

1.0 製品の概要

Novell Vibe Add-inを使用すると、Microsoft Officeから離れることなく、Vibeサイト上でMicrosoft Officeドキュメントを処理することができます。 Microsoft Officeから直接、簡単に、Vibeサイト上にあるドキュメントをブラウズして、ドキュメントを開き、編集してから、Vibeサイトに保存し直すことができます。

Microsoft Word、Excel、またはPowerPointドキュメントから直接作業することができます。

2.0 Vibe Add-Inのシステム要件

2.1 Officeの要件

Novell Vibe Add-inは、次のバージョンのMicrosoft Officeでサポートされています。

  • Microsoft Office 2013、最新のサポートパック付き

  • Microsoft Office 2010、最新のサポートパック付き

  • Microsoft Office 2007、最新のサポートパック付き

2.2 オペレーティングシステム要件

Novell Vibe Add-inは、次のバージョンのWindowsオペレーティングシステムに対してサポートされています。

  • Windows XP SP3 32ビット以降

  • Windows Vista SP2 32ビットまたは64ビット以降

  • Windows 7 SP1 32ビットまたは64ビット以降

  • Windows 8 32ビットまたは64ビット以降

2.3 Vibeの要件

接続先のVibeシステムは、Novell Vibe 3.3以降である必要があります。

3.0 Vibe Add-Inの問題点

3.1 .NET Frameworkをインストールした後に、インストーラが自動的に再起動しない

ワークステーションに.NET Frameworkがまだインストールされていない場合、Vibe Add-inインストールプログラムは、.NET Frameworkをインストールします。.NET Frameworkをインストールする際には、ワークステーションの再起動が必要になります。ワークステーションを再起動した後、Vibe Add-inインストールプログラムを手動で再起動する必要があります。

  1. VibeAddinSetup.exeファイルがダウンロードされた場所に移動します。

  2. VibeAddinSetup.exeファイルを実行します。

3.2 ユーザの変更内容を、Word 2013の別のユーザが加えた変更内容にマージできない

Word 2013を使用する場合、『Novell Vibe Add-In 1.0.1クイックスタート』のVibeドキュメントの共同編集で説明されているように、ユーザが変更内容を別のユーザが加えた変更内容にマージしようとすると、エラーメッセージが表示されます。

3.3 エントリの説明に埋め込まれたイメージが表示されない

Vibe Add-inを使用してMicrosoft Officeのエントリを表示するときに、そのエントリのDescriptionセクションに埋め込まれたイメージが、破損したものとして表示されます。ただし、Microsoft Officeのエントリの説明のテキストは、引き続きVibe Add-inを使用して編集できます。

3.4 Windows認証を使用してVibeサーバを設定するときに、Vibe Add-Inが機能しない

Windows認証を使用してVibeサーバを設定する場合、ポートの競合が発生するため、Vibe Add-inでVibeサイトのファイルを開いたり、編集することはできません。

この問題を回避する方法については、『Novell Vibe 3.4管理者ガイド』の統合されたWindows認証の設定によるVibe DesktopおよびVibe Add-Inのサポートを参照してください。

VibeサイトでのWindows認証の設定方法の詳細については、『Novell Vibe 3.4インストールガイド』のWindowsのインターネットインフォメーションサービスでのシングルサインオンの設定を参照してください。

3.5 Vibe Desktopアプリケーションのログイン情報が失われる

Vibe DesktopをVibe Add-inと連携して使用している場合、Vibe Add-inのアカウント情報でシステムプロキシ設定の使用を指定した後で([システムプロキシ設定の使用]を選択する)、アカウントでのシステムプロキシ設定の使用を取り消すと、 Vibe Desktopのログイン情報が失われます。

4.0 Vibe Add-Inのマニュアル

Novell Vibe Add-inのインストール、設定、および使用方法の詳細については、『Novell Vibe Add-In Quick Start』を参照してください。

ユーザがNovell Vibe Add-inを使用してVibeドキュメントを編集できるようにする方法については、『Novell Vibe 3.4管理者ガイド』のVibe DesktopおよびMicrosoft Office Add-Inの設定を参照してください。