Novell ZENworks 10 Asset Management SP2

2009年5月27日
1.0 概要
3.5 CASA
3.9 登録
3.13 Zman

1.0 概要

Novell ZENworks 10 Asset Management SP2において、このドキュメントに記載されている問題が発見されました。

インストールの手順については、『Novell ZENworks 10 Asset Managementインストールガイド』を参照してください。

管理作業については、Novell ZENworks 10 Asset ManagementのマニュアルのWebサイトを参照してください。

この製品には、文書化されていないユーティリティが付属しています。これはNovellサポートが問題の診断または解決を行う際に使用します。

2.0 ZENworks 10 Asset Management SP2で解決された問題

ZENworks 10 Asset Management SP2で解決された問題のリストについては、Novell Support KnowledgebaseのTID 7003225を参照してください。

3.0 確認されている問題

このセクションでは、ZENworks Asset Managementで発生する可能性がある問題について説明します。

3.1 インストール

このセクションでは、ZENworks Asset Managementのインストール時に発生する可能性がある問題について説明します。

3.1.1 時刻の同期により無効な証明書エラーが発生する

ZENworks のサービスをインストールする前にネットワーク上で時刻を同期していないと、証明書には未来の日付が設定されているため無効と見なされ、無効な証明書エラーが発生します。

解決策:ZENworksのサービスをインストールする前に、ネットワークの時刻を同期します。同期には必ずZENworksのバックエンドサーバを含めてください。

3.1.2 Windows 7製品候補版のテストのサポート

ZENworks 10 Asset Management SP2はWindows* 7製品候補版ではサポートされていません。ただし、テスト環境にWindows 7製品候補版32ビットまたは64ビットを含む場合は、ZENworks 10 Asset Management SP2をこれらのプラットフォーム上でテストできます。

3.1.3 MS SQL ServerまたはOracleデータベースを持つLinuxサーバ上でのコマンドラインインストールが失敗する

Linux*サーバへZENworks 10 Asset Management SP 2のコマンドラインをインストールする際、MS SQL Server*またはOracle*データベースの作成を選択し、その後既存データベースユーザ名を指定した場合、インストールは最後の段階で失敗します。

解決策:データベースの作成の際に、新規のデータベースユーザ名を指定します。

3.2 アクセシビリティ

このセクションでは、ZENworks Asset Managementの使用に影響するアクセシビリティの問題について説明します。

3.2.1 ツールバー上のアプリケーションをキーボードで選択できない

デフォルトでは、Windowsではツールバーにキーボードでアクセスすることはできません。

解決策:Windowsでユーザ補助のオプションを有効にし、ユーザ補助の設定ウィザードを使用してマウスキーの設定を有効にします。これにより、数字キーパッドを使ってマウスの機能を制御できるようになります。

3.3 アセットインベントリ

このセクションでは、アセットインベントリで発生する可能性のある問題について説明します。

3.3.1 イベントベースの「リフレッシュ時」スケジュールがインベントリスキャンおよびコレクションデータフォームで失敗する

管理者がインベントリスキャンおよびコレクションデータフォームにイベントベースまたは「リフレッシュ時」スケジュールを設定した場合、インベントリエージェントはインベントリスキャンおよびコレクションデータフォームの呼び出しに失敗します。

解決策:インベントリスキャンおよびコレクションデータフォームに「繰り返し」スケジュールのみを設定します。

3.3.2 インベントリレポートが、ZENworksコントロールセンターでのインベントリスキャン中に重複コンポーネントをリストする

解決策:この問題をトラブルシューティングするには、Novell Support Knowledgebaseを参照してください。

3.3.3 別の管理ゾーンに再登録されたデバイスのインベントリデータが表示されない

デバイスが別の管理ゾーンに再登録された場合、このデバイスのインベントリデータはZENworksコントロールセンターに表示されません。

解決策:デバイスでインベントリスキャンを2回起動します。

3.4 Asset Management

このセクションでは、Asset Managementで発生する可能性のある問題について説明します。

3.4.1 ZENworks Asset Management Migration Utilityを使用する場合のOracle 10.1および10.2クライアントの要件

OracleをOracleデータベースにマイグレートできます。マイグレーションを目的とする場合、これらのデータベースはOracle 9.2、Oracle 10.1、またはOracle 10.2を使用できます。

Oracleデータベースを使用している場合、次のことに注意してください。

  • マイグレーションユーティリティを実行するマシン上に、Oracleクライアントがインストールされていなければなりません。バージョン10.1および10.2の場合は、InstantClientではなく、Administratorでなければなりません。

  • Oracle 10.2クライアントの場合は、5473334 (Doc ID 387818.1)のパッチを適用しなければなりません。パッチ内に含まれている複数のデータアクセスコンポーネントのうち、Oracle Provider for OLEDB 10.2.0.2.20が必要です。

3.4.2 [ソフトウェアの使用のカスタムレポート]画面に、新しいレポートまたは保存されたレポートが自動的に表示されない

新しいレポートを作成して実行した場合、レポートリストにそのレポートは表示されません。

解決策:ページの外に移動してから戻ります。

3.5 CASA

このセクションでは、ZENworks Asset ManagementのCASAで発生する可能性がある問題について説明します。

3.5.1 CASAが初期認証にHTTPプロキシ設定を使用できない

CASAは初期認証時、完全にHTTP経由で認証を行うわけではなく、プライマリサーバに直接接続します。認証後に、ZENworks Adaptive Agentのログイン/ログアウト機能を使用する際には、CASAトラフィックはすべてHTTPプロキシを通過します。

解決策:転送プロキシサーバのファイアウォールルールで、ポート80、443、2645へのアクセスを許可する必要があります。さらに、次の2か所でHTTP転送プロキシの設定を行う必要があります。

  • ZENworks Asset Managementのデバイス管理はWinInet HTTPプロトコルを使用します。したがって、Internet Explorerで[ツール]>[インターネットオプション]>[接続]>[ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定]>[]の順にクリックして、転送プロキシ設定を行う必要があります。

  • ZENworks Asset Managementのデバイス管理はCASA認証を使用し、CASA認証はWinHTTPサービスを使用します。WinHTTPにはproxycfg.exeが必要です。例を次に示します。

    proxycfg -p forward_proxy_IP_address:8080
    

    proxycfg.exeの詳細については、ProxyCfg.exe、プロキシ設定ツールを参照してください。

3.6 最近接サーバルール

このセクションでは、ZENworks Asset Managementの最近接サーバルールを使用する際に発生する可能性がある問題について説明します。

3.6.1 [最近接サーバのデフォルトのルールを除外]オプションの使用

このオプションを使用する場合、必ずルールの[設定]セクションでサーバを最低1つ含めるようにしてください。このように設定しなかった場合、この設定で管理対象デバイスがリフレッシュされると、デバイスはどのサーバに接続してこの情報を取得すべきか判断できなくなってしまうため、それ以降は新しいゾーン設定データを取得できなくなってしまいます。

3.6.2 L4スイッチの定義がルール間で同期化されない

[デフォルトの最近接サーバルール]ページでL4スイッチの定義を作成した後、1つ以上のカスタム最近接サーバルールに追加します。L4スイッチの定義に対する変更(定義の削除を含む)は、カスタム最近接サーバルールにはプロパゲートされません。

3.7 検出と展開

このセクションでは、ZENworks Asset Managementの検出機能と展開機能を使用する際に発生する可能性がある問題について説明します。

3.7.1 ZENworks関連のファイルは、ZENworks Adaptive Agentのインストール中に悪意のあるソフトウェアとして報告されることがある

ZENworks Adaptive Agentのインストール時に、ウィルス対策ソフトウェアによっていくつかのZENworks関連ファイルが悪意のあるソフトウェアとして報告される場合があります。その結果、インストールが突然停止します。

解決策:ZENworks Adaptive Agentをインストールする管理対象デバイスで次の操作行います。

  1. 管理対象デバイスにインストールされているウィルス対策ソフトウェアの除外リストに、手動でSystem_drive:\windows\novell\zenworks を追加します。

  2. ZENworks Adaptive Agentをインストールします。

3.7.2 管理対象デバイスに最新の.NET Frameworkパッチが適用されていない場合に、ZENworks Adaptive Agentがクラッシュすることがある

ZENworks Adaptive AgentはMicrosoft .NET Framework上で実行されます。パフォーマンスと安定性を高めるには、Windows自動更新またはパッチ管理を使用して、.NET 2.0の最新のサポートパックとパッチにアップグレードしてください。

.NET 2.0 SP1はMicrosoftがWindows 2000でサポートする最新バージョンです。.NET 2.0 SP2は、MicrosoftがWindows XP、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Vistaでサポートする.NET 2.0の最新バージョンです。

Windows XPとWindows Server 2003では、.NET 2.0 SP2を直接ダウンロードしてインストールしたり、.NET 2.0 SP2を含む.NET 3.5 SP1にアップグレードできます。Windows VistaおよびWindows Server 2008では、.NET 3.5 SP1にアップグレードして.NET 2.0 SP2アップデートをインストールする必要があります。

3.8 ログイン

このセクションでは、ZENworks Asset Managementでさまざまな場所にログインする際に発生する可能性がある問題について説明します。

3.8.1 サポートされていないDNS文字をサーバ名に使用していると、Internet ExplorerでZENworksコントロールセンターへのログインに失敗する

Microsoftのセキュリティ修正プログラム(Microsoftサポート技術情報の記事312461を参照)を適用すると、特定の文字がサーバ名に使用されているとクッキーが返されなくなるため、それらの文字をDNS名に使用できなくなります。クッキーが返されないと、複数のHTML要求間で状態情報を維持できないため、ユーザはZENworksコントロールセンターにログインできません。

WindowsでDNS名に使用できる文字は、英文字(a~z)、数字、およびハイフンのみです。たとえば、下線文字を使用することはできません。代わりにハイフンを使用してください。

これは、Mozilla* Firefox*ブラウザでは、Windows上で実行されていても問題になりません。

解決策:

  • DNS名ではなくIPアドレスを参照します。

  • サーバが使用しているIPアドレスに対応する有効なDNS名を参照します。たとえば、サーバ名がA_Server.mycompany.comであっても、そのIPアドレスに対するDNS登録がAserver.mycompany.comであれば、これは有効です。

  • ZENworksコントロールセンターを実行するためにInternet Explorerしか使わない場合は、サーバ名にアンダースコアを使用しないでください。

3.8.2 Windows Vistaデバイスのイメージを再作成後、再起動に時間がかかることがある

ZENworks Adaptive Agentが含まれるイメージをWindows Vistaデバイスに復元しても何も表示されず、どのような処理が実行されているかわかりません。しばらくすると、デバイスは突然再起動します。

解決策:ありません。

3.9 登録

このセクションでは、ZENworks Asset Managementの登録で発生する可能性がある問題について説明します。

3.9.1 zac登録解除コマンドのヘルプで-fスイッチが説明されていない

zac unr /?」と入力すると、-fスイッチの使用例がヘルプに表示されますが、その用途については説明されていません。

-fスイッチは、zac unregisterコマンドだけではデバイスの登録が解除されない場合に、強制的にデバイスを登録解除します。

3.10 レポート機能

ZENworksレポーティングソリューションは、BusinessObjects Enterprise* XIをベースにしています。このセクションでは、ZENworksレポーティングを使用する際に発生する可能性がある問題について説明します。BusinessObjects* Enterprise XIの操作中に発生する可能性があるその他のエラーメッセージをトラブルシューティングするには、BusinessObjects XI 3.1のマニュアルのWebサイトを参照してください。

3.10.1 レポーティングの制限事項

ZENworksレポーティングソリューションには次の制限があります。

  • このリリースのレポーティングユニバースは、カスタムレポーティングのユーザ操作性を向上するよう、強化されました。以前のリリースのZENworks Asset Managementで作成されたカスタムレポートを、このリリースのレポーティングサーバに変換することはできません。レポートはこのリリースのレポーティングサーバで再作成する必要があります。

3.10.2 ZENworksデータベースがMS SQL Serverデータベースで、認証モードがWindows認証の場合、レポーティングが動作しない

解決策:次の手順を実行します。

  1. ZENworksサーバでZENworksレポーティングサーバサービスのプロパティを編集します。

  2. デスクトップの[スタート]メニューから、[すべてのプログラム]>[ZENworksレポーティングサーバ]>[ZENworksレポーティングサーバ]>[Central Configuration Manager]の順にクリックします。

    [Central Configuration Manager]ウィンドウが表示されます。

  3. Server Intelligence Agent (ZENReporting)]を右クリックして、[中止]をクリックします。

  4. Server Intelligence Agent (ZENReporting)]を右クリックして、[プロパティ]をクリックします。

    [Server Intelligence Agent (ZENreporting)のプロパティ]ウィンドウが表示されます。

  5. [ログオン]パネルで[システムアカウント]を選択解除し、ZENworksレポーティングサーバデータベースをホストするWindowsサーバのドメインアカウントのユーザ名とパスワードを指定します。ドメイン以外のユーザについては、MS SQLサーバデータベースとZENworksレポーティングサーバのユーザ名とパスワードは同一である必要があります。

  6. OK]をクリックします。

  7. Server Intelligence Agent (ZENReporting)]を右クリックして、[開始]をクリックします。

3.10.3 BusinessObjects Enterprise XIがインストールされているサーバのDNS名が正しく解決されないと、ZENworksレポーティングサーバInfoViewが起動しないことがあるは、

解決策:ZENworksコントロールセンターを起動するWindowsサーバで、%Windows_root%\systems32\drivers\etc\hostsファイルに適切なDNSエントリを追加します。

3.10.4 NATを使用しているZENworksサーバにBusinessObjects Enterprise XIをインストールした場合、ZENworksレポーテンングサーバInfoViewが起動しないことがある

解決策:ZENworksコントロールセンターを起動するWindowsデバイスで、%Windows_root%\systems32\drivers\etc\hostsファイルに適切なDNSエントリを追加します。

3.10.5 Windowsで、同じデバイスで別のインストールが実行されている場合、レポーティングサーバのアンインストールに失敗することがある

%ZENWORKS_HOME%\logs\zrsuninstall.logファイルに次のメッセージが記録されます。

ERROR_INSTALL_ALREADY_RUNNING

解決策:次の手順を実行します。

  1. Windowsのタスクマネージャを開き、msiexec.exeおよびsetup.exeのすべてのインスタンスを停止します。

  2. ZENworksレポーティングサーバをアンインストールします。

3.10.6 事前定義されたレポートフォルダのレポートレイアウトの変更をマイグレートできない

解決策:ありません。

3.10.7 事前定義されたレポートのレポートレイアウトを変更できるのは、管理者のユーザ名を使用してZENworksレポーティングサーバにログインしたユーザだけである

事前定義されたレポートのレポートレイアウトの変更は、推奨しません。

3.10.8 管理者アカウントを使用してZENworksコントロールセンターにログインすると、ZENworksレポーティングが失敗する

ユーザソースを使用して作成された管理者アカウント(Administrator@windowdomain.comなど)を使ってZENworksコントロールセンターにログインすると、ZENworksレポーティングが失敗します。

解決策:ユーザソースを使用して作成された管理者アカウントを使ってZENworksコントロールセンターにログインするには、Administratorなどのユーザ名だけを使用します。

3.10.9 セッションの期限が切れた後に、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動できない

ZENworksレポーティングサーバInfoVireセッションの期限が切れると、次のようなエラーメッセージが表示されます。

Unable to reconnect to the CMS <server-name>:6400. The session has been logged
off or has expired. (FWM 01002)

解決策:次の手順を実行します。

  1. ブラウザからクッキーを削除します。

  2. すべてのブラウザインスタンスを閉じます。

  3. ZENworksコントロールセンターにログインし、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動します。

3.10.10 セッション終了時にログアウトせずに[ZENworksレポーティングサーバInfoView]ページを閉じると、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを再起動できなくなる

解決策:[ZENworksレポーティングサーバInfoView]([ZENworksコントロールセンター]>[レポート])を2回クリックして、[ZENworksレポーティングサーバInfoView]ページを再起動します。

最初のクリックで以前のセッションで作成されたすべてのクッキーが削除され、次のクリックで[ZENworksレポーティングサーバInfoView]ページが表示されます。

ZENworksレポーティングサーバInfoViewセッションを終了するには、[ZENworksレポーティングサーバInfoView]ページで[ログアウト]をクリックしてください。

3.10.11 ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動できない

この問題は、Central Management Serverの起動が失敗したときに発生します。%zenworks_home%\logs\zcc.logファイルに次のエラーメッセージが表示されます。

cause:com.crystaldecisions.enterprise.ocaframework.OCAFrameworkException$NotFoundInDirectory: Server <Server_name>:6400 not found or server may be down (FWM 01003)
cause:java.net.ConnectException: Connection refused: connect
detail:Server <Server_name>:6400 not found or server may be down (FWM 01003) Connection refused: connect
detail:Server <Server_name>:6400 not found or server may be down (FWM 01003) Connection refused: connect

解決策1:Business Objects Boardフォーラムを参照します。

解決策2:Novellサポートに問い合わせます。

3.10.12 ZENworksレポーティングサーバをインストールした後、Report Engine Serverの初期化に失敗する

Report Engine Serverの初期化が失敗したとき、次のエラーメッセージが表示されます。

Cannot initialize Report Engine server. (Error: RWI 00226) (Error: INF)

この問題は、Report Engine Serverが実行していない場合に、レポートを作成またはアクセスしようとしたときに発生します。

解決策:Server Intelligence Agentを再起動します。

  1. デスクトップの[スタート]メニューから、[プログラム]>[ZENworksレポーティングサーバ]>[ZENworksレポーティングサーバ]>[Central Configuration Manager]>[Server Intelligent Agent]の順にクリックして、Central Configuration Managerウィンドウを表示します。

  2. Restart(再起動)]をクリックします。

  3. サービスが再起動するまで、2~3分待機します。

  4. ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動します。

3.11 ZENworks Adaptive Agent

このセクションでは、ZENworks Asset ManagementのZENworks Adaptive Agentで発生する可能性がある問題について説明します。

3.11.1 Adaptive AgentがLinuxサーバにインストールされていても、Linuxサーバが管理対象デバイスにならない

ZENworks Adaptive Agentは、ソフトウェアアップデートを有効にするためにLinuxプライマリサーバにインストールされます。ZenworksコントロールセンターにはLinuxサーバが管理対象デバイスとして表示されますが、割り当てやクイックタスクなど、Linuxサーバに対して実行したアクションは失敗します。

3.11.2 ZENworks Adaptive AgentのUIに、英語と、表示用に選択したローカル言語の両方が表示される

ZENworksのリソースは、リソースを取得するプロセスのロケールに従ってロードされます。地域の設定を使用すると、ユーザが使用するよう設定した言語とは異なる言語を使用するようにZENworks Windowsサービスを設定できます。この結果、両方の言語の文字列が表示されます。

解決策:次のいずれかを実行します。

  • 母国語のオペレーティングシステムをインストールする

  • ユーザが表示する言語と一致するようにデフォルトのユーザ言語を変更する

3.11.3 ZENworksアイコンを使用して、Windows Vista管理対象デバイスにZENworksユーザとしてログインすると、ログインに失敗する

解決策:Windows Vista管理対象デバイスでは、ログインGINAを使用してZENworksユーザとしてログインします。

3.11.4 Windows 2000デバイスへのユーザ管理エージェント機能のアンインストールが失敗する

ZENworksコントロールセンターでユーザ管理エージェント機能([ZENworksエージェント]ページの[エージェント機能]パネル)を無効化すると、ユーザ管理機能はWindows 2000デバイスでアンインストールされません。

エージェント機能のカスタマイズ方法については、Customizing the Agent Featuresを参照してください。

解決策:ありません。

3.11.5 アセット管理機能のみをインストールすると、従来のZENworksエージェントがアンインストールされる

すでに従来のZENworksエージェントがインストールされているデバイスにZENworks Adaptive Agentのアセット管理機能のみをインストールする場合([ZENworksコントロールセンター]>[環境設定]>[デバイス管理]>[ZENworksエージェント]>[エージェント機能])、Adaptive Agentのインストールによって従来のZENworks Agentがアンインストールされます。

解決策:ありません。

3.11.6 ZENworksアイコンがデバイスの通知領域に表示されない

ZENworks 10 Configuration Management 10.1またはZENworks 10 Configuration Management 10.1.xからZENworks 10 Configuration Management SP2 (10.2)にアップグレードした場合、ZENworksアイコンがデバイスの通知領域に表示されないことがあります。

解決策:次のいずれかを実行します。

  • デバイスからログアウトして、ログインします。

  • デバイスをリブートします。

  • Windowsタスクマネージャでexplorer.exeプロセスを終了させてから再起動します。

3.12 ZENworksコントロールセンター

このセクションでは、ZENworksコントロールセンターを使用する際に発生する可能性がある問題について説明します。

3.12.1 プライマリサーバでIISが実行されていると、HTTP要求がHTTPSにリダイレクトされない

インストール時に、セットアップはデフォルトのHTTPポート(80)およびHTTPSポート(443)が使用されているかどうかをチェックします。別のアプリケーション(IISなど)がこれらのポートを使用している場合は、別のポートを使用するようにメッセージが表示されます。この場合、ZENworksコントロールセンターが使用するポートを通じて、IISではなく、ZENworksコントロールセンターにアクセスする必要があります。

解決策:ZENworksコントロールセンターがポート80を使用していればhttp://Primary_Server_IP_addressを使用できますが、http://Primary_Server_IP_address:### (###はTomcatが使用するポートを示します)は常に有効です。

3.12.2 MS SQL Server 2005には複数の照合順序オプションがあり、ZENworksコントロールセンターでのリスト表示に影響がある

Microsoft SQL Server 2005を英語(米国)以外のロケールにインストールすると、異なるソート順と照合順序が提供されます。つまり、デバイスなど、ZENworksコントロールセンターのリストの順序が影響を受けます。

解決策:SQL Serverをインストールする際には、サーバのロケールに基づいてデフォルトが選択されます。MS SQL Serverをインストールする際に、Microsoftのマニュアルを確認して、使用する照合順序オプションを判断してください。

3.13 Zman

このセクションでは、zmanコマンドラインユーティリティを使用する際に発生する可能性がある問題について説明します。

3.13.1 Zmanのヘルプが中国語で表示されない

簡体字中国語および繁体字中国語でman zmanコマンドを使用しても、ヘルプは表示されず、チルダ(~)文字が表示されるだけです。

解決策:ありません。

4.0 マニュアルの表記規則

このドキュメントでは、「より大きい」記号(>)を使用して手順内の操作と相互参照パス内の項目の順序を示します。

商標記号(®、™など)は、Novellの商標を示します。アスタリスク(*)は、サードパーティの商標を示します。

5.0 保証と著作権

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本契約の下で提供される製品または技術情報はすべて、米国の輸出規制および他国の商法の制限を受けます。お客様は、すべての輸出規制を遵守して、製品の輸出、再輸出、または輸入に必要なすべての許可または等級を取得するものとします。お客様は、現在の米国の輸出除外リストに掲載されている企業、および米国の輸出管理規定で指定された輸出禁止国またはテロリスト国に本製品を輸出または再輸出しないものとします。お客様は、取引対象製品を、禁止されている核兵器、ミサイル、または生物化学兵器を最終目的として使用しないものとします。ノベル製ソフトウェアの輸出については、「Novell International Trade Services」のWebページをご参照ください。弊社は、お客様が必要な輸出承認を取得しなかったことに対し如何なる責任も負わないものとします。

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