ZENworks® 10 Configuration Management SP3 Appliance (ZENworks Appliance)は、64ビット (x86-64)仮想マシンです。次の各セクションでは、ZENworks Applianceを仮想インフラストラクチャに展開するための要件を示します。
表 2-1 ZENworks Applianceの要件
項目 |
要件 |
---|---|
搭載 |
|
仮想マシンの設定 |
ZENworks Applianceでは、次のデフォルトで事前設定された環境設定が最小限必要です。
|
ホスト名の解決 |
サーバは、デバイスのホスト名を解決する必要があります。さもないと、一部のZENworks機能が正しく動作しません。 サーバ名は、DNS要件をサポートする必要があります。さもないと、ZENworksログインが失敗します。使用できる文字は文字a-z(大文字および小文字)、数字、およびハイフン(-)です。 |
IPアドレス |
サーバには、静的なIPアドレスまたは永久にリースされるDHCPアドレスを持つ必要があります。 IPアドレスにバインドされていないNICを使用しようとすると、インストールがハングします。 |
データベース |
ZENworks Applianceは、埋め込みSybase SQL Anywhereデバイスで使用できます。ただし、埋め込みSybase SQL Anywhereデータベース以外のデータベースの使用を選択する場合、選択するデータベースはデータベース要件を満たす必要があります。 詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「データベース要件」を参照してください。 |
LDAPディレクトリ |
ZENworks ApplianceのLDAPディレクトリ要件は、ZENworks 10 Configuration ManagementシステムのLDAPディレクトリ要件と同じです。 詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「LDAPディレクトリ要件」を参照してください。 |
管理ブラウザ |
ZENworks Applianceの管理ブラウザ要件は、ZENworks 10 Configuration Managementシステムの管理ブラウザ要件と同じです。 詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「管理ブラウザ要件」を参照してください。 |
メモ:プライマリサーバがNATファイアウォールの後ろにある場合、インターネットやパブリックネットワーク上のデバイスがプライマリサーバと通信できません。