2.6 パッチ管理

パッチ管理の変更点は次のとおりです。

  • Superseded Patches (優先パッチ): [Subscription Service Content Download (サブスクリプションサービスコンテンツのダウンロード)]設定で、廃止されたパッチの無効化を最長90日間遅延するか、パッチポリシーに含まれるパッチに対して無期限に延期するかを選択できるようになりました。

    詳細については、『ZENworks 2017 Update 1 Patch Management Reference』のWhat’s New in ZENworks 2017 Update 1Superseded Patchesのセクションを参照してください。

  • 再設計されたダッシュボード: [Patch Management Dashboard (Patch Managementダッシュボード)]ページの[Dashboard (ダッシュボード)]セクションが再設計され、データの表示方法をインタラクティブに変更するオプションが実装されました。

    詳細については、『ZENworks 2017 Update 1 Patch Management Reference』のView the Patch Management Dashboardを参照してください。

  • PostgreSQLデータベースのサポート: Patch Managementは、ZENworksサーバでのPostgreSQLデータベースの使用をサポートしています。Postgresは設定可能なオプションである内部データベースで、インストール時に選択できます。Sybase SQL AnywhereデータベースからPostgreSQLにマイグレートすることもできます。

  • IPv6のサポート: Patch Managementに、インターネットプロトコルバージョン6 (IPv6)を使用したネットワーク通信のサポートが追加されました。

    ZENworksでのIPv6の詳細については、『ZENworks 2017 Update 1 IPv6 Reference』を参照してください。

    メモ:ZENworksがIPv6用に設定されていても、パッチコンテンツ用のCDNとコンテンツリポジトリ間のネットワークは引き続きIPv4を使用します。

  • 2017年7月31日のRed Hat配布パッケージではRHSMが必要: RHSMサブスクリプションオプションはUpdate 1の新機能ではありませんが、Red HatはすべてのRed HatクライアントがRHSMにマイグレートするよう要求しており、このZENworksリリースと深い関係があります。詳細については、『ZENworks 2017 Update 1 Patch Management Reference』の次のセクションを参照してください。