B.2 レジストリエディタによるMSIアプリケーションを移行する追加オプションの設定

デバイスにMigration Utilityをインストールすると、次の表で指定された値を含むレジストリキーがHKLM\Software\Novell\ZCM\Migration\MSIOptions\の下に作成されます。これらの値によって、移行されたMSIアプリケーションのインストール時にユーザインターフェイスをどのくらい表示するか決定されます。

表 B-1 MSIアプリケーションを移行する追加オプション

キー

説明

デフォルト

/qb-

(Windows Installerによって選択される)適切なユーザインタフェースレベルを表示します。

[SILENT]

/qn

ユーザインタフェースを表示しません。

進行状況

/qb!

簡潔な進行情報およびエラーメッセージやプロンプトを表示します。

[REDUCED]

/qr

ユーザインタフェースを完全に表示し、ウィザードダイアログボックスを抑止します。

フル

/qf

すべてのユーザインタフェース(ウィザードの各ダイアログ'83'7bックス、進捗情報、エラーメッセージとプロンプトなど)を'95'5c示します。

MigrateWithParentOptions

0

MSPをサイレントモードで移行します。

キーの値を編集することによって、移行したMSIアプリケーションのインストール時にデバイス上でどのくらいユーザインターフェイスを表示するか指定できます。

例:

ユーザインターフェイスレベル]が[サイレント]に設定されたMSIアプリケーションがあると想定します。このアプリケーションのインストール時に、デバイス上で簡単な進行状況情報とエラーメッセージまたはプロンプトを表示するには、アプリケーションを移行する前に、次の手順を実行します。

  1. レジストリエディタを開きます。

  2. HKLM\Software\Novell\ZCM\Migration\MSIOptions\に移動します。

  3. サイレント]を右クリックして、[変更]をクリックします。

  4. [文字列の編集]ダイアログボックスで、/qb!を[値のデータオプションで指定します。

  5. OK]をクリックします。

デフォルトでは、MSPがサイレントモードで移行します。親MSIと同じパラメータを持つMSPを移行するには、次の手順に従います。

  1. レジストリエディタを開きます。

  2. HKLM\Software\Novell\ZCM\Migration\MSIOptionsに移動します。

  3. MigrateWithParentOptionsの値を1に設定します。