レポートの生成、印刷、および保存

レポート機能の設定の説明に従ってレポート機能を設定したら、レポートに関して次に説明するような作業を実行できます。これらの作業では、Novell定義レポートカタログか、独自に設計したレポートカタログのどちらかを使用できます。

最初に取り上げた作業を実行できるのは、データソースとしてNovell定義NDSレポーティングを使用するレポートカタログを利用している場合だけです。


このセクションでは、次の項目について説明します。


レポート生成の対象となるeDirectoryツリーの要素(コンテキスト)を指定する

  1. レポートの生成に使用するレポートカタログオブジェクトを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

  2. [識別]ページで、[レポートコンテキスト]フィールドの横にある[参照]ボタンをクリックします。レポートコンテキストの最上位になるeDirectoryコンテナを選択し、[OK]をクリックします。

    目的のツリーオブジェクトを選択して、そのツリー全体に関するレポートを生成します(これはデフォルトの動作です)。選択したコンテナの下にあるすべてのオブジェクトがレポートに含まれます。

  3. [プロパティ]ダイアログボックスの[OK]をクリックします。

    設定したレポートコンテキストは、これと同じ手順を行ってコンテキストに変更を加えない限り、このレポートカタログを使用して生成されるすべてのレポートに対して有効です。


レポートを生成および表示する

  1. 使用するレポートフォームが含まれているレポートカタログオブジェクトを右クリックし、[レポート生成]をクリックします。

  2. 使用するレポートフォームとレポートクエリを選択します。

    詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

  3. [OK]をクリックします。

    レポートの生成中、ステータスボックスが表示されます。レポートの生成が完了すると、そのレポートが[レポートの表示]ウィンドウに表示されます(この表示にはしばらく時間がかかる場合があります)。レポートが表示されたら、次の説明に従ってそのレポートを印刷、保存、またはエクスポートできます。


レポートを印刷する

  1. 先に説明した手順に従ってレポートを生成します。

  2. [レポートの表示]ウィンドウのツールバーにある[印刷]ボタンをクリックします。

  3. 目的の印刷オプションを選択します。

  4. [OK]をクリックします。


レポートを保存する

  1. 先に説明した手順に従ってレポートを生成します。

  2. [レポートの表示]ウィンドウのツールバーにある[保存]ボタンをクリックします。

  3. レポートの名前を入力するか、以前に保存したレポートを選択して上書きします。

    詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

  4. [保存]をクリックします。


レポートをエクスポートする

  1. 先に説明した手順に従ってレポートを生成します。

  2. [レポートの表示]ウィンドウのツールバーにある[レポートのエクスポート]ボタンをクリックします。

  3. エクスポートするファイル名、パス、および形式を選択します。

    詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

  4. [OK]をクリックします。


以前に保存したレポートを表示する

  1. レポートの生成に使用したレポートカタログオブジェクトを右クリックし、[レポートを開く]をクリックします。

  2. レポートの生成に使用したフォームを選択します。

  3. [使用可能なレポート]で、目的のレポートを選択します。

  4. [OK]をクリックします。


レポートの生成に使用するデータ選択条件(クエリ)をカスタマイズする

  1. レポートの生成に使用するレポートカタログオブジェクトを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

  2. [クエリ]ページで、レポートの生成に使用するフォームを選択します。

  3. [使用可能なクエリ]の下のリストに何が表示されているかに応じて、適切な操作を実行します。

    使用可能なクエリ 操作

    デフォルトのクエリだけが表示されている

    [追加]をクリックします。

    注:  このページでデフォルトのクエリをカスタマイズすることはできません。デフォルトのクエリをカスタマイズするには、独自のレポートの設計を参照してください。

    デフォルト以外のクエリも表示されている

    カスタマイズするクエリを選択し、[開く]をクリックします。

  4. クエリ作成用のダイアログボックスで、レポートの生成に使用するデータ選択条件を指定します。

    詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。

  5. (オプション)[レポートの生成]をクリックすると、指定した選択条件に基づいて直ちにレポートを生成できます。

    レポートの表示を終えたら、[レポートの表示]ウィンドウを閉じます。必要に応じて、クエリにさらに変更を加えます。

  6. 必要なデータ選択条件をすべて指定したら、クエリ作成用のダイアログボックスで、[OK]をクリックします。