DirXML®は、Novell® eDirectoryTMを利用して、アプリケーション、データベース、およびディレクトリ間で情報を同期、変換、および配布するためのデータ共有ソリューションです。
Novell NterpriseTM Linux* Servicesに含まれるソリューションでは、NTドメイン、Active Directory*ドメイン、およびeDirectoryツリー内の情報を同期させる機能のライセンスが付与されます。あるシステムのデータに変更が加えられると、DirXMLはそれを検出し、定義されたビジネスポリシーに基づいて、接続されている他のシステムに伝達します。
このガイドには、デフォルトの環境設定でDirXMLをインストールする場合に必要な情報が記載されています。このガイドは、次に示すセクションで構成されています。
DirXMLスタータパックを正しく導入するには、DirXMLスタータパックの設計および目的を理解することが大切です。このセクションでは、製品のアーキテクチャとデフォルトのデータフローについて説明します。
DirXMLでは、コンポーネントのインストール場所やデータの同期方法などを柔軟に設定することができます。このセクションでは、インストールを開始する前に検討すべき項目について説明します。
インストールの手順については、『Novell Nterprise Linux Servicesインストールガイド』を参照してください。
データ同期に参加するシステムには、それぞれDirXMLドライバをインストールする必要があります。インストールした後に、システム固有の情報をドライバに与えます。このセクションでは、ドライバのインストール、設定、および検証について、順を追って説明します。
ドライバを正常にインストールできたら、パスワード同期コンポーネントをインストールします。このセクションでは、使用環境でこれらのコンポーネントをインストールし、パスワード同期を利用できるようにする方法について説明します。
DirXMLおよびDirXMLドライバはインストール後90日以内にアクティブにする必要があります。アクティブにしなかった場合、DirXMLおよびDirXMLドライバはシャットダウンします。このセクションでは、アクティベーションキーを要求して、インストールする方法について説明します。
DirXMLおよびDirXMLドライバの使用に関するマニュアルについては、DirXML Documentation Webサイトを参照してください。
最新版の『>DirXML Starter Pack for NNLS Installation Guide』については、Novell Nterprise Linux Services Documentation Webサイトを参照してください。
このマニュアルでは、不等号(>)を使用して、操作手順の動作、およびクロスリファレンスパス内の項目を区切ります。
商標記号(®, TMなど)は、Novellの商標を示します。アスタリスク(*)はサードパーティの商標を示します。
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