Novell eDirectory 8.8 SP5 for Linux、Solaris、およびAIX

2009年6月3日

1.1.1 Linux
1.1.2 Solaris
1.1.3 AIX
2.6 ldif2dibの制限
3.3.1 iManager

1.0 インストール

1.1 前提条件

メモ: 既存のeDirectory環境をアップグレードする前に、現在インストールされているNovellおよびサードパーティ製のアプリケーションでeDirectory™ 8.8 SP5がサポートされているかどうかを確認してください。Novell製品の現在のステータスは、「TID - What products are supported with Novell eDirectory 8.8? (Novell eDirectory 8.8 でサポートされている製品)」ページで確認できます。また、アップグレードする前にeDirectoryをバックアップすることをお勧めします。

1.1.1 Linux

  • 32ビット eDirectory対応プラットフォーム

    32ビット

    • SUSE® Linux Enterprise Server (SLES) 11

    • SLES 10 SP1およびSP2

    • SLES 10 SP1およびSP2 XEN

    • OES2 SP1 Linux

    • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5**

    • RHEL 5** AP

    • RHEL 5** AP仮想化

    **- 最新版のサービスパック

    64ビット

    • SLES 11

    • SLES 10 SP1およびSP2

    • SLES 10 SP1およびSP2 XEN

      重要: eDirectory 8.8 SP5は、SLES 10ゲストOSが稼働するSLES 10 XEN*仮想化サービス上でサポートされます。アップデートはhttps://update.novell.comで入手できます。

      実行しているSUSE Linuxのバージョンを調べるには、/etc/SuSE-releaseファイルを確認します。

    • RHEL 5**

    • RHEL 5** AP

    • RHEL 5** AP仮想化

      Red Hatシステムに、Red Hat Errataから配布されている最新のglibcパッチが適用されていることを確認してください。glibcライブラリの必要最小限のバージョンは、バージョン2.1です。

    **- 最新版のサービスパック

  • 64ビットeDirectory対応プラットフォーム

    • SLES 11 64ビット

    • SLES 10 SP1 64ビット

    • SLES 10 SP2 64ビット

    • OES2 SP1 Linux

    • RHEL 5**

    • RHEL 5** AP

    • RHEL 5** AP仮想化

    **- 最新版のサービスパック

  • eDirectory用に512MB以上のRAM

  • eDirectory™サーバをインストールするための162MBの空きディスク容量

  • eDirectory管理ユーティリティをインストールするための30MBの空きディスク容量

  • 50,000ユーザごとに150MBの空きディスク容量

  • gettextがインストールされていることを確認してください。gettextをインストールするには、rpmfind Webサイトでgettextを検索します。

メモ: 64ビットのSLESまたはOES Linuxには、net-snmp-32-bit RPMをインストールする必要があります。

  • eDirectory 8.8 SP5にアップグレードする前に、SSP206がeDirectory 873SPxにインストールされていることを確認してください。

ファイアウォールが有効な場合のeDirectory 8.8 SP5の使用法

SLESプラットフォームの場合: SLESホストから、別のホストで実行されている既存のツリーにeDirectory 8.8 SP5サーバを追加する場合、ファイアウォールが有効になっていると、サーバを追加するプロセスが失敗することがあります。

セカンダリサーバを追加できるようにするには、ファイアウォールでSLPサービスとNCP™ポート(デフォルトは524)を有効にします。

RHELプラットフォームの場合: RHELシステムで、eDirectoryツリーにセカンダリサーバを追加する場合、スキーマの同期中にndsconfigがハングアップします。ただし、ファイアウォール内でポート524を開くことでセカンダリサーバを追加できます。

1.1.2 Solaris

  • 32ビットeDirectory対応プラットフォーム

    • Solaris* 9

    • Solaris* 10

  • 64ビットeDirectory対応プラットフォーム

    • Solaris* 10

    • Solaris* 10ゾーン(Small ZoneおよびBig Zone)

  • 推奨される最新パッチはすべてSunSolve* Webページからダウンロードできます。eDirectoryのインストール前にシステムに最新パッチをインストールしないと、eDirectoryをインストールして設定する際に問題が発生する可能性があります。

  • 512MB以上のRAM

  • eDirectoryサーバをインストールするための184MBの空きディスク容量

  • eDirectory管理ユーティリティをインストールするための43MBの空きディスク容量

  • 50,000ユーザごとに150MBの空きディスク容量

1.1.3 AIX

  • AIX* 5L Version 5.3

  • 推奨されるAIX OSパッチはすべてIBM* Tech Support Webサイトからダウンロードできます。

  • 512MB以上のRAM

  • eDirectoryサーバをインストールするための215MBの空きディスク容量

  • eDirectory管理ユーティリティをインストールするための38MBの空きディスク容量

  • 50,000ユーザごとに150MBの空きディスク容量

1.2eDirectoryをLinux、Solaris、およびAIXにインストールする

eDirectoryをインストールするには、setupディレクトリ内でnds-installコマンドを使用します。

./nds-install

http://download.novell.comからNovell® eDirectory 8.8 SP5をダウンロードする場合、gunzip ダウンロードしたファイルの名前を実行して、ダウンロードしたファイルをtarファイルに展開します。次に、tar xvf eDirectoryファイル名.tarを実行して、eDirectoryのインストールとアンインストールのスクリプトを使用してパッケージとRPMを取得します。

eDirectoryのインストールの詳細については、『Novell eDirectory 8.8 インストールガイド』を参照してください。

OESパッチチャネルによるeDirectory 8.8 SP5のアップグレードの詳細については、『Novell eDirectory 8.8インストールガイド』を参照してください。

1.3 iManagerプラグインのインストール

  • 次のiManagerプラグインをWebからダウンロードします。

    • eDir_88_iMan26_Plugins.npm

    • eDir_88_iMan27_Plugins.npm

  • iManager 2.6管理ガイド』および『iManager 2.7管理ガイド』に記載されている手順に従って、NPMをインストールします。

    メモ: これらのプラグインはdownload.novell.com Webサイトから入手できます。

2.0 既知の問題

2.1 インストールと設定に関する問題

重要: eDirectory 8.8 SP5にアップグレードする前に、SSP206がeDirectory 873 SPxにインストールされていることを確認してください。

2.1.1 eDirectory 8.8 SP5がRHEL 5.0で失敗する

RHEL 5.0上のeDirectoryを設定すると、libstdc++6.0がRed Hat 5.0と合わせて自動的にインストールされるためエラーになります。embox、pkiinst、およびpkiserverモジュールはlibstdc++5にリンクされており、compatライブラリが正しくないため、eDirectoryの設定に失敗します。

この問題を回避するには、compat-libstdc++-33-3.2.3-61.i386.rpmライブラリを手動でインストールします。

2.1.2 SLES9からSLES10へのアップグレード中にeDirectoryパッケージが削除対象としてマークされる

アップグレード時には、eDirectoryパッケージが削除の対象としてマークされます。このオプションの選択を解除すると、eDircetoryは削除されません。

eDircetoryを削除してしまっても、データが失われるわけではありません。eDirectoryは再インストールできます。

2.1.3 サーバのシャットダウン中のndsdに関する問題

eDirectoryを正しく設定した後で、サーバのシャットダウン中に、ndsdによってeDirectoryのdibディレクトリにコアダンプが作成されることがあります。この現象は、データの破損やサービスの中断にはつながらないため、無視することができます。

2.1.4 eDirectoryのインストールがAIXで中止されるとnds-installスクリプトが失敗する

eDirectoryのインストールが中断されると、ファイルセットがインストールされていてもコミットされていない状態になります。eDirectoryを再インストールするには、このファイルセットを完全に削除する必要があります。

ファイルセットを削除するには、次のコマンドを使用します。

installp -ug <ファイルセット>

例: installp -ug NDS.NDSserv

2.1.5 eMBox GUI要素の結果が、表示されたコマンドと一致しない

eMBoxグラフィカルインタフェースのラジオボタンを選択したときに、コマンドラインウィンドウの表示が、選択したボタンの結果と一致しません。ウィンドウには選択された状態で表示されますが、実行すると正常に機能し、選択したボタンは実行された状態になります。

2.2 SElinuxが有効なRed HatシステムでのeDirectoryの動作

  • 新しいツリー: 新しいeDirectoryツリーにサーバを追加すると、次のエラーが表示されます。

    ndsconfig: error while loading shared libraries: /opt/novell/lib/libccs2.so: cannot restore segment prot after reloc: Permission denied.
    
  • 既存のツリー: 既存のeDirectoryツリーにサーバを追加すると、システム上でSELinuxが有効になっているため、スキーマの同期中はndsconfigが応答しません。

    アプリケーションについてSELinuxを無効にして設定を維持する方法については、Redhatのマニュアルを参照してください。

2.3 アンインストールに関する問題

2.3.1 インストールが正常に完了しなかった場合にアンインストールできない

eDirectoryのインストールに失敗した場合、nds-uninstallではeDirectoryを削除できません。

この問題を解決するには、同じ場所にeDirectoryを再インストールしてから、アンインストールします。

2.3.2 nds-uninstall -sオプションを使用すると、設定ファイルとDIBファイルの保持に失敗する

nds.confとDIBを保持するために-sオプションを使用しないでください。nds-uninstall操作を実行する前に必ずバックアップを行ってください。

2.4 アップグレードに関する問題

2.4.1 eDirectory 8.8.2からeDirectory 8.8.5へのアップグレード後に作成されたファイルの複製

eDirectoryをアップグレードすると、新しい環境設定ファイルに.new拡張子が付きます。これらのファイルに変更があった場合は、ファイル内で吸収されます。

2.4.2 古いバージョンから64ビット8.8.5バージョンへの簡易パスワードバインドのアップグレード

eDirectoryを32ビットから64ビットにアップグレードしたら、NMAS簡易パスワード方式を更新して簡易パスワードバインドが有効になるようにします。

2.4.3 eDirectory 8.8 SP5 32ビットへのアップグレード後に発生するIDM 351の問題

eDirectory 8.7.3.10bから8.8 SP5 32ビットにアップグレードすると、eDirectory 8.8 SP5ではライブラリへのパスが、異なるパスになります。 そのため、eDirectory 8.7.3 10bには、IDM 351が別の場所にインストールされます。

eDirectory 8.8 SP5 32ビットでIDM 351が機能するようにするには、IDM 351をこのバージョンのeDirectoryに再インストールします。

2.4.4 SP9より前のeDirectory 8.7.3からアップグレードする際の最新バージョンのNICIの事前インストール

eDirectory 8.7.3 SP9より前のバージョンのeDirectory 8.7.3からeDirectory 8.8 SP5に正常にアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. eDirectory 8.7.3でインストールされたNICIをアンインストールします。

  2. eDirectory 8.8 SP5に付属するNICIを手動でインストールします。

  3. nds-installスクリプトを使用して、eDirectoryのアップグレードを開始します。

アップグレード手順の詳細については、『eDirectory 8.8.5トラブルシューティングガイド』を参照してください。

2.5 複数のインスタンスに関する問題 - デフォルトインスタンスのパス

ホストでeDirectoryの2つ目のインスタンスを設定する際に、デフォルトのパスに設定するよう求めるメッセージが表示されます。別のパスを選択し、続行します。

2.6 ldif2dibの制限

2.6.1 スキーマ

LDIFファイルには、エントリが属するすべてのオブジェクトクラスを記述する必要があります。また、クラスの継承によってエントリが属することになるクラスも記述する必要があります。たとえば、inetOrgPersonタイプのエントリの構文はLDIFファイルでは次のようになります。

  • objectclass: inetorgperson

  • objectclass: organizationalPerson

  • objectclass: person

  • objectclass: top

2.6.2 ACLテンプレート

ldif2dibユーティリティを使用してバルクロード処理を行ったオブジェクトは、オブジェクトのオブジェクトクラス用のACLテンプレートで指定されたACLと一緒には追加されません。

2.6.3 シグナルハンドラ

sキーまたはSキーを押すと、オフラインのバルクロード処理を一時的に停止することができます。バルクロード処理を停止する際はエスケープキー(ESC)を使用することができます。

2.6.4 オプション

Linux上で-bオプションを使用すると、バルクロード処理の完了後に統計表示メニューが表示されなくなります。

2.6.5 RHEL上で、Ldif2dibが数百万以上のオブジェクトのアップロードに失敗する

チェックポイント間隔を明示的に指定し、ldif2dibを使用して数百万以上のオブジェクトをeDirectoryにアップロードしようとすると、ディレクトリがいっぱいであることを示すエラーメッセージが表示され、操作が停止する場合があります。

この問題を回避するには、チェックポイント間隔をスキップします(ldif2dibコマンドで-iオプションを使用)。

2.7 フランス語および日本語のマニュアルページの参照

Red Hat Linuxでフランス語のマニュアルページを参照するには、次のようにエクスポートします。

export MANPATH=/opt/novell/man/frutf8:/opt/novell/eDirectory/man/frutf8

AIXでマニュアルページを参照するには、英語ロケールを使用します。

2.8 NetWare以外のプラットフォームで同時接続ユーザ数を制限できない

NetWare以外のプラットフォームの同時接続制限による動作は、Netwareに合わせて変更されます。従来の動作(厳密なポートベースのチェック)を実行するには、nds.confファイルで次のパラメータを設定します。

n4u.server.mask-port-number=0

2.9 eDirectory 8.8 SP5によるカタログサービス

eDirectory 8.8 SP5を使用して実行するカタログサービスは、サポートされていません。カタログサービスは古いテクノロジで、その機能の大部分はNovell Client 4.9のコンテキストレスログイン機能に置き換えられています。

2.10 /etc/hosts内のLocalhostに関する問題

/etc/hostsのエントリに、システムのホスト名に対するループバックアドレスの別名がある場合、この別名をホスト名またはIPアドレスに変更する必要があります。つまり、/etc/hostsファイルに次の1つ目の例のようなエントリがある場合は、2つ目の例のように、正しいエントリに変更する必要があります。

次の例では、いずれかのユーティリティがndsdサーバに対して別名の解決を試みると、問題が発生します。

127.0.0.1 test-system localhost.localdomain localhost

/etc/hosts内の正しいエントリの例は次のとおりです。

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

10.77.11.10 test-system

サードパーティ製のツールやユーティリティがlocalhostを使用して別名を解決している場合は、localhostアドレスではなく、ホスト名またはIPアドレスを使用して解決するように変更する必要があります。

2.11 DIBのサイズが大きい場合のLDAP TCPポートおよびTLSポートに関する問題

DIBのサイズが大きいとDSが表示されるまでに時間がかかるため、次のエラーメッセージが不正に表示されます。

LDAP TCPポートが監視していない
LDAP TLSポートが監視していない

この場合、ポートは無効になっていませんが、eDirectoryサービスの表示に時間がかかっていることを示します。LDAPのステータスを確認するには、ndsd.logファイルを参照するか、次のコマンドを入力してLDAP TCP/TLSポートに対してgrepを実行します。

netstat -na

2.12 匿名バインドが無効になっていると、LDAP SNMP統計のレポートが作成されない

この問題を解決するには、次の手順を実行してください。

  1. 匿名バインドを許可します。

  2. サブエージェントを起動します。

  3. 匿名バインドを無効にします。

2.13 移動したオブジェクトの削除

2台以上のサーバが含まれるツリーでは、移動したオブジェクトの削除に失敗する場合があります(エラー: 637)。

2.14 AIXでのeDirectoryを使用したIdentity Managerの実行に関する問題

eDirectoryを使用してIdentity Managerを正しく実行するには、次のコマンドを使用してndsd最大スタックサイズを大きくします。

ldedit -b maxstack=0x10000000 /opt/novell/eDirectory/sbin/ndsd

このコマンドを実行するときは、ndsdが実行されていないことを確認します。

2.15 eDirectoryクライアントの制限によるログアウトイベントの生成に関する問題

eDirectoryでは、iManagerからログアウトしたときに、ログアウトイベントが生成されません。 これは、eDirectoryのクライアントに存在する技術上の制限によるものです。

アプリケーションの監査では、NWDS APIを使用してログアウトイベントを受信できます。 LDAPを使用するアプリケーションでは、バインド解除イベントでログアウトを監視できます。

2.16 nldapモジュールがアンロードされ、再度ロードされたときの問題

nldapモジュールをアンロードしてから、nldapユーティリティを使用して再度ロードすると、ldapポートの監視が行われなくなります。 ndsdを再起動して、ポートの監視を有効にしてください。

2.17 ndstraceの実行中にTERMによって生成される問題

TIMEおよびTAGSのタグが有効であるように表示されますが(下線表示)、デフォルトでは有効ではありません。TERMをLinuxターミナルからVT100またはxtermに設定すると、これらのタグが有効であるように表示されます(下線表示)。この問題は、dttermなどの他のターミナルでは発生しません。

2.18 eMBoxで2バイト文字が処理されない

eMBoxでは、eMBoxクライアントとiManagerでロールフォワードディレクトリに2バイト文字を設定しても処理されません。 DSBKを使用すると、処理できます。

2.19 Solarisでの64ビットeDirectory 88 SP5のパフォーマンス

Solarisでは、64ビットeDirectoryで4GB以上の仮想アドレススペースを使用できるため、パフォーマンスの向上に役立ちます。 ただし、64ビットeDirectoryによるパフォーマンスの向上はあまりない場合があります。場合によっては、64ビットeDirectoryは32ビットのeDirectoryよりもパフォーマンスが劣ることがあります。

2.20 手動でのNICIインストール時の問題

Solaris 10 64ビットでは、NICIパッケージを手動でインストールしようとすると、次のエラーがスローされます。

32ビットの場合: ln: cannot create /usr/lib/libccs2.so: File exists (ln: /usr/lib/libccs2.soを作成できません: ファイルが存在します)

64ビットの場合: ln: cannot create /usr/lib/sparcv9/libccs2.so: File exists (ln: /usr/lib/sparcv9/libccs2.soを作成できません: ファイルが存在します)

この問題を解決するには、次の手順を実行してください。

  1. 以下のディレクトリからリンクを削除します。

    32ビットの場合: /usr/lib/

    64ビットの場合: /usr/lib/sparcv9/

  2. pkgaddを使用して、NICI 32ビットおよび64ビットパッケージをインストールします。

NICIの手動インストールが必要なところには、非ルートインストールで同じ手順を実行します。

2.21 Linux/Solarisで8.8 SP5にアップグレード後、ConsoleOneを起動できない

Linux/Solarisでは、eDirectory 873 SPx/88 SPxから88 SP5にアップグレードすると、ConsoleOneが起動できなくなります。

この問題を解決するには、32ビットのeDirectory 88 SP5へのアップグレードが完了してから、次の手順を実行してください。

  1. /usr/ConsoleOne/bin/ConsoleOneにあるConsoleOneスクリプトを編集します。

  2. Java環境を見つけるには、次の内容を入力します。

    export C1_JRE_HOME=/usr/lib/jre/
    
  3. LD_LIBRARY_PATH行を/usr/lib:$LD_LIBRARY_PATHから/usr/lib:/usr/ConsoleOne/bin:$LD_LIBRARY_PATHに変更します。

  4. ファイルを保存します。

64ビットのeDirectory 88 SP5へのアップグレード時に、ConsoleOneをアンインストールして、再インストールする必要があります。

2.22 ルートeDirectoryに対する正しいndspathのエクスポートに関する問題

同じマシンに非ルートとルートのeDirectoryが設定されている場合、非ルートのeDirectoryを展開したディレクトリからルートのeDirectoryのndspathをエクスポートすることはできません。

たとえば、ルートeDirectoryのパスをエクスポートする際、非ルートのeDirectoryパスが/home/non-root/eDirectory/で、/home/non-root/eDirectory/opt/のユーザがパス. /opt/novell/eDirectory/bin/ndspathをエクスポートする場合、このndspathスクリプトでは非ルートのeDirectoryに対するパスがエクスポートされます。

この問題を解決するには、非ルートeDirectoryに展開されたパス以外のディレクトリからルートeDirectoryのndspathをエクスポートします。例: /home/non-root/eDirectory/opt/

2.23 ダイナミックグループの移動に関する問題

"dynamicgroup"というオブジェクトクラス属性を持つダイナミックグループオブジェクトを他のコンテナに移動すると、ダイナミックグループが機能しなくなります。移動後、ダイナミックメンバーにクエリおよび検索を実行しても機能しません。

2.24 サブエージェントにアクセスする際のセグメント化失敗エラー

64ビットのLinuxでは、誤ったeDirectoryパスワードでユーザがサブエージェント(ndssnmpsa)を起動しようとすると、セグメント化失敗のエラーが発生します。

このエラーを回避するには、サブエージェントの起動時に、必ず正しいeDirectoryパスワードを使用します。

2.25 相互運用性の問題

2.25.1 eDirectory 8.8 SP5 64ビットで、IDPが共有シークレットを作成できない

eDirectory 8.8 SP5 64ビットが外部ユーザストアおよび外部のSecretStoreとして設定されている場合、共有シークレットを設定したフォームフィルポリシーを作成してiManager認証を高速化しようとすると、Linux Access Gatewayへの認証後、データストアエラーが返されます。 eDirectory 8.8 SP5 64ビットを、Access Managerによって外部のSecretStoreとして使用することはできません。

2.25.2 SecretStoreのロック解除後に、パスフレーズを変更できない

ユーザの資格情報と誤ったパスフレーズでログインして、忘れたパスワードを取得しようとすると、SecretStoreはロックされます。SecretStoreのロックは、管理者権限で解除できます。また、Novell SecureLoginクライアントを使用すると、パスフレーズなしでログインできます。パスフレーズを変更しようとすると、ログインは失敗し、エラーが返されます。

2.25.3 eDirectoryをeDirectory 8.8 SP5 64ビットにアップグレードすると、ZENworks WOLサービスを起動できない

ZENworks Wake-on-LANサービスは、手動で起動を試みても起動しません。

2.25.4 SecretStoreを使用してユーザの資格情報を変更すると、Nullにリセットされる

iManagerプラグインを使用してSecretStoreに新しい資格情報を保存しようとすると、iManagerで変更が保存されず、空の資格情報列が表示されます。

資格情報を変更できるのはSecretStore iManagerプラグインからのみで、管理者ではなく、ユーザとしてログインする必要があります。

2.25.5 同じユーザに別の資格情報セットを作成すると、以前の資格情報セットが上書きされる

別の資格情報セットを保存すると、SecretStoreでは最初のセットが保持されず、最新の資格情報セットだけが表示されます。

資格情報を変更できるのはSecretStore iManagerプラグインからのみで、管理者ではなく、ユーザとしてログインする必要があります。

2.25.6 eDirectory 8.8 SP5 64ビットにアップグレード後、ConsoleOneの起動に失敗する

eDirectoryを8.8 SP5 64ビットにアップグレード後、ConsoleOneの起動が失敗します。これは、JClientのクラス定義が見つからないことが原因です。

解決策: ConsoleOneを再インストールします。

3.0 マニュアル

3.1 eDirectoryのマニュアルの参照

Novell eDirectory 8.8 SP5には、次のマニュアルがあります。

  • Novell eDirectory 8.8新機能ガイド

  • Novell eDirectory 8.8インストールガイド

  • Novell eDirectory 8.8管理ガイド

  • Novell eDirectory 8.8トラブルシューティングガイド

これらのマニュアルは、Novell eDirectory 8.8オンラインマニュアルWebサイトから入手できます。

3.2 Readme情報

このreadmeの最新バージョンは、Novell eDirectory 8.8オンラインマニュアルWebサイトから入手できます。

3.3 補足マニュアル

3.3.1 iManager

3.3.2 NMAS 3.3.2

NMASに関する情報については、NMASオンラインマニュアルを参照してください。

3.3.3 Certificate Server 3.3.3

Certificate Serverに関する情報については、Certificate Serverオンラインマニュアルを参照してください。

3.3.4 NICI 2.7.6

NICIに関する情報については、NICIオンラインマニュアルを参照してください。

4.0 マニュアルの表記規則

このドキュメントでは、「より大きい」記号(>)を使用して手順内の操作と相互参照パス内の項目の順序を示します。

商標記号(®、TMなど)は、Novellの商標を示します。アスタリスク(*)は、サードパーティの商標を示します。

5.0 保証と著作権

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米国Novell, Inc.およびノベル株式会社は、すべてのノベル製ソフトウェアについて、いかなる保証、表明または約束も行っていません。またノベル製ソフトウェアの商品性、および特定の目的への適合性については、明示と黙示を問わず一切保証しないものとします。米国Novell, Inc.およびノベル株式会社は、ノベル製ソフトウェアの内容を変更する権利を常に留保します。

本契約の下で提供される製品または技術情報はすべて、米国の輸出規制および他国の商法の制限を受けます。お客様は、すべての輸出規制を遵守して、製品の輸出、再輸出、または輸入に必要なすべての許可または等級を取得するものとします。お客様は、現在の米国の輸出除外リストに掲載されている企業、および米国の輸出管理規定で指定された輸出禁止国またはテロリスト国に本製品を輸出または再輸出しないものとします。お客様は、取引対象製品を、禁止されている核兵器、ミサイル、または生物化学兵器を最終目的として使用しないものとします。ノベル製品の輸出については、Novell International Trade ServicesのWebページをご参照ください。弊社は、お客様が必要な輸出承認を取得しなかったことに対し如何なる責任も負わないものとします。

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