Sun OneスキーマのNovell eDirectoryへの移行

Sun ONE*スキーマをNovell eDirectoryに移行するには、次の手順に従ってください。

手順1:スキーマキャッシュの更新操作を実行する
手順2:エラーを解決するためにエラーLDIFファイルを訂正する
手順3:LDIFファイルのインポート


手順1:スキーマキャッシュの更新操作を実行する

次のコマンドを使用して、スキーマの比較中に検出されたエラーをエラーファイルに書き込むことができます。

ice -e LDIF error file name -C -a -SLDAP -s Sun ONE server -p Sun ONE port -DLDAP -s eDirectory server -p eDirectory port

例:

ice -e err.ldf -C -a -SLDAP -s sun_srv1 -p sun_port1 -DLDAP -s edir_srv2 -p edir_port2

スキーマの比較中に検出されたエラーはすべてエラーファイル(例ではerr.ldf)に書き込まれます。Root DSEを読み込むためにサーバから認証が要求されない限り、この操作を実行するためにログインする必要はありません。Microsoftアクティブディレクトリでは、Root DSEを読み込むための認証が要求されます。


手順2:エラーを解決するためにエラーLDIFファイルを訂正する


手順3:LDIFファイルのインポート

次のNovellインポート/エクスポート変換コマンドを使用して変更されたスキーマ比較LDIFファイル(例ではerr.ldf)をインポートします。

ice -e error_file -SLDIF -f modified_LDIF_file -DLDAP -s eDirectory_server -p eDirectory_port -d eDirectory_Admin_DN -w eDirectory_password

例:

ice -e errors.ldf -SLDIF -f err.ldf -DLDAP -s edir_srv2 -p edir_port2 -d cn=admin,o=org -w pwd1