第14章
この章では、パーソナルページの作成、コンテンツとレイアウトの設定、およびテーマの適用によってポータルをパーソナライズする方法について説明します。次のトピックを取り上げます。
「ポータルパーソナライザ」は、ユーザがパーソナルページを作成しパーソナライズしたコンテンツを表示するポータル環境をカスタマイズできる、ポータルの機能です。 すべてのポータルユーザは、次のタスクを実行するためポータルパーソナライザにアクセスできます。
ブラウザから直接またはポータルホームページを介してポータルパーソナライザポートレットを起動できます。
目的 |
操作手順 |
---|---|
直接開始する |
ブラウザでexteNd Directorログインポートレットが開き、ポータルへのログインを確認するメッセージが表示されます。 |
ホームページから開始します。 |
ブラウザでexteNd Directorログインポートレットが開き、ポータルへのログインを確認するメッセージが表示されます。 |
|
ユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。 |
ブラウザにポータルパーソナライザが表示されます。
これでパーソナルページを作成する準備が整いました。デフォルトページを割り当て、テーマを適用し、ワイヤレスレイアウトを作成します。
認証されたポータルユーザはだれでもパーソナルページを定義できます。 このプロセスには次の手順が含まれます。
パーソナルページの作成で説明されているとおり、「ポータルパーソナライザ」を使用して新しいページを作成します。
コンテンツを共有ページに追加する.で説明されているとおり、「コンテンツセレクタ」ポートレットを使用して、ポートレットの形式でページにコンテンツを追加します。
ページレイアウトの変更に説明されているとおり、ポータルレイアウトを追加します。
パーソナルページへのコンテンツの配置で説明されているとおり、「レイアウトセレクタ」ポートレットを使用して、選択されたレイアウトでコンテンツの順序および位置を調整します。
パーソナルページの表示で説明されているとおり、直ちに新しいページを表示します。
ポータルパーソナライザで作成したページは、ポータルレイアウトに密接にバインドされません。つまり、ユーザはページコンテンツに支障なく、ページのレイアウトを切り替えられます。 ユーザがページに新しいレイアウトを適用すると、ページに追加されたポートレットは、自動的に新しいレイアウトを使用して表示されます。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているように、ポータルパーソナライザを起動します。
これで、パーソナルページにコンテンツを追加できるようになります。コンテンツを共有ページに追加するを参照してください。
パーソナルページを作成したら、次の手順はポートレットを選択してコンテンツをページに追加します。 コンテンツを追加するには、ポータルパーソナライザから[コンテンツセレクタ]にアクセスします。 すでに作成し、登録したカスタムポートレットとともに、exteNd Directorで提供されている事前作成されたポートレットを含むリストから選択します。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているように、ポータルパーソナライザを起動します。
リストからパーソナルページを選択し、[コンテンツの選択]をクリックします。
[使用可能なポートレット]のリストから1つまたは複数のポートレットを選択します。
ヒント: <Control>キーを押しながらリストから複数の連続していないポートレットを 選択します。連続して複数を選択する場合は<Shift>キーを使用します。
これでパーソナルページのコンテンツの選択が終わりました。ページレイアウトの変更で説明されているとおり、新しいレイアウトを選択するか、またはパーソナルページへのコンテンツの配置で説明されているとおり、現在のレイアウト上のコンテンツを調整できます。
既存のページのレイアウトを変更する場合、ポータルは既存のコンテンツを新しいレイアウトに合うように切り替えます。 ポータルによって最適と推測される場所に配置されますが、最終的には多少のチューニングを行う必要があります。 たとえば、レイアウトを3カラムから2カラムに変更したとすると、目的とおりに表示するためにはいくらかの調整を行う必要があります。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているように、ポータルパーソナライザを起動します。
パーソナルページ用のコンテンツおよびレイアウトの設計を終えたら、選択されたレイアウトにコンテンツを配置できます。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているように、ポータルパーソナライザを起動します。
[レイアウトセレクタ]が新しいブラウザウィンドウに表示されます。
ページレイアウトにすでに追加済みのポートレットが表示されます。 デフォルトにより、ポートレットは最初のセクション内で上から下の順序で追加されます。
ポートレットをレイアウトの別の場所に移動するには、次のブラウザ固有の手順を実行します。
対象 |
操作手順 |
---|---|
インターネットエクスプローラ |
|
Netscape/Mozilla |
パーソナルページを表示するには、2つの方法があります。
メソッド |
表示 |
前提条件 |
---|---|---|
ポータルパーソナライザで提供されているポータルリンクを使用します。 |
コンテナページに統合されているパーソナルページのコンテンツ |
ページナビゲーションポートレットを含むデフォルトのコンテナページを設定します。 |
ブラブラウにパーソナルページのURLを入力します。 |
パーソナルページのコンテンツ |
なし |
この節では、それぞれの手順を説明します。
次に示されているように、ポータルパーソナライザから[ポータル]を選択します。
注記: ポータルパーソナライザを起動する手順については、ポータルパーソナライザの起動.を参照してください。
コンテナページのコンテキストにパーソナルページが表示されます。 コンテナページのページナビゲーションポートレットは、コンテンツ領域で表示されるパーソナルページまたは共有ページを選択します。
コンテナページのコンテンツ領域にパーソナルページが表示されていない場合は、この例のように、ページナビゲーションポートレットのパーソナルページへのリンクをクリックします。
このコンテナページは、デフォルトの共有ページCorporate Homeのコンテンツをページナビゲーションリンクに選択表示します。 MyPageへのナビゲーションリンクを選択すると、代わりにポータルアグリゲータはそのパーソナルページのコンテンツを表示します。 次の例では、MyPageへのリンクはページナビゲーションポートレットで選択表示され、パーソナルページのコンテンツであるWeather ServiceとGoogleポートレットはコンテナページのコンテンツ領域で表示されます。
http://server/project context/portal/pg/up_personal page name
たとえば、サーバがlocalhostで、プロジェクトコンテキストがMyWARの場合、次のURLをブラウザに入力することで、MyPageというパーソナルページにアクセスできます。
http://localhost/MyWAR/portal/pg/up_MyPage
パーソナルページのURLに移動すると、パーソナルページのコンテンツそのものがブラウザに表示されます。 コンテナページは含まれていません(次の例を参照)。
ポータルパーソナライザを使用してポータルのテーマを変更できます。 テーマは、ポータル内のすべてのページ、ユーザページ、共有ページ、およびコンテナページに適用されます。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているように、ポータルパーソナライザを起動します。
ポータルテーマを下にスクロールして、[別のテーマの選択]をクリックします。
ポータルパーソナライザでは、特定のパーソナルページまたは共有ページをポータルのデフォルトページとして指定できます。 指定したページは、デフォルトコンテナページによって表示されます。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているように、ポータルパーソナライザを起動します。
ポータルパーソナライザで、すべてのパーソナルページをラップするデフォルトコンテナページ、および他のページが優先されていない場合にコンテナページのコンテンツ領域で表示されるデフォルトページを指定できます。 現在のユーザへのコンテンツの判別方法で説明されているように、ポータルアグリゲータでは、これらの設定を使用して各ユーザ要求に対してどのコンテンツを表示するかを決定します。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているとおり、ポータルパーソナライザを起動します。
コンテナページセクションまでスクロールし、[デフォルトコンテナページ]フィールドのドロップダウンメニューからコンテナページを選択します。
注記: ドロップダウンメニューには、表示を許可されているコンテナページだけが表示されます。
ポータルパーソナライザの起動で説明されているとおり、ポータルパーソナライザを起動します。
ポータルパーソナライザでは、ワイヤレスデバイスからポータルアプリケーションにアクセスする際に使用するワイヤレス可能なポートレットを含むレイアウトページを定義できる、ワイヤレスレイアウトマネージャにアクセスできます。
ワイヤレスレイアウトの作成方法については、ワイヤレスレイアウトマネージャの使用を参照してください。
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