第9章
この章では、Composerページフローウィザードの使用方法について説明します。この章の節は次のとおりです。
exteNd Directorには、exteNd Composerサービスを実行するページフローの作成に役立つ「Composerページフローウィザード」が用意されています。
ウィザードを使用した後、生成したページフローをすぐに実行できます。 また、その他のページフローの場合と同様に、ページフローモデラーを使用してページフローを変更することもできます。
Composerページフローウィザードでは、一連のフォーム(XForms技術を使用するXHTMLページ)、およびexteNd Composerサービスとフォームを簡単なアプリケーションに結合するページフロープロセスが生成されます。 このアプリケーションでは、exteNd Composerサービスを呼び出すための便利で使いやすいインタフェースが提供されます。
例 次の例は、一般的なexteNd Composerページフローを示します。
ランタイム時には、このページフローではユーザがパラメータをサービスに渡すことができる入力フォームが表示されます。
ユーザがフォームを送信すると、サービスが実行されます。 サービスが処理を終了すると、ページフローにはサービスから戻されたデータを示す出力フォームが表示されます。
この特定のサービスは、JDBCコンポーネントを使用してデータベースに接続し、従業員と電話番号の一覧を含むテーブルからデータを取得します。
一般的なexteNd Composerページフローには、例外ハンドラの他に共通ヘルプページも含まれます。
Composerページフローウィザードを実行する前に、exteNd DirectorプロジェクトにexteNd Composerサブプロジェクトを追加する必要があります。 この処理は、次のいずれかの方法で実行できます。
exteNd Composerサブプロジェクトの追加に関する詳細については、exteNd Composer プロジェクトでの作業に関する章を参照してください。
exteNd DirectorプロジェクトにexteNd Composerサブプロジェクトを追加すると、最低でも1度はexteNd Directorプロジェクトを展開する必要があります。 プロジェクトを展開しないと、サービスが初期化できなかったことを示すjava.lang.IllegalStateException
がページフローを実行するポートレットにより表示される可能性が高くなります。
プロジェクトを展開すると、exteNd Composerサブプロジェクトがリソースセットに追加されるため、リソースセットによって提供されるバルチャ機能を活用できるようになります。 リソースセットにより、exteNd Composerプロジェクトの結果に対する変更はすべてサーバによって自動的に取得され、ただちにテストすることができます。 また、ページフローも同様にリソースセットに保存されるため、これはページフローについても当てはまります。
注記: exteNd Composerによって使用されているリソースセットはページフローによって使用されているものと同じでなければなりません。 これらが異なると、ページフローはサービスに関連付けられているすべてのリソースを検索できません。
exteNd Composerサービスでの作業の詳細については、exteNd Composer ヘルプを参照してください。
exteNd Composerページフロープロセスを作成する
[ベース名]フィールドにページフローのベース名を入力します。 この名前は、生成されるファイルのプレフィックスになります。
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