リソースとは、会議などのためにスケジュール設定(予約)できる項目です。リソースとしては、会議室、コンピュータプロジェクタ、会社の車などがあります。GroupWise管理者は、リソースに名前を付けてユーザに割り当てることによって、リソースを定義します。リソースは、ユーザと同様にビジーサーチの対象に含めることができます。この場合、[宛先]ボックスにリソースIDを入力します。リソースの管理を割り当てられたユーザは、そのリソースの所有者になります。
リソースの所有者には、そのリソースに対するアポイントを受諾または拒否する責任があります。そのためには、所有者はそのリソースに対する完全な代理権を持っている必要があります。リソースの所有者は、リソースに対するアポイントのお知らせを受け取るかどうかを選択することができます。
リソースプールに複数のリソースを追加できます。リソースプールでは、プールリストの順序によって使用するリソースの優先度を設定できます。リソースプールを介してリソースをスケジュールすると、アポイントでは自動的にビジーサーチが使用され、リソースプールリストで使用可能な最も優先度の高いリソースがスケジュールされます。
[連絡先]フォルダ内の各リソースは、で示されます。リソースをダブルクリックすると、リソース項目ビューが表示されます。
リソース項目ビューページでは、リソースの名前、電話番号、リソースタイプ、電子メールアドレス、所有者、および当リソースに関するコメントを指定します。
所有者フィールドで、アドレス帳に登録済みの連絡先を指定したり、矢印ボタンを使用して新しい連絡先エントリを作成したりできます。
GroupWiseアドレス帳には、GroupWiseアドミニストレータによって定義されたリソースが含まれます。[頻繁な連絡]フォルダまたは他のパーソナルな[連絡先]フォルダには、リソースを追加することができます。
フォルダリストで、パーソナルリソースを追加したい[連絡先]フォルダを選択します。
ツールバーの新しいリソースをクリックします。
名前フィールドに、リソースの名前を指定します。
電話フィールドで、リソース担当の連絡先の電話番号を指定します。
タイプフィールドで、リソースのタイプを指定します。
リソースまたは場所を指定できます。場所を指定した場合、アポイントの場所フィールドにリソースの説明が自動的に追加されます。複数の場所をリソースとしてアポイントに追加した場合、場所フィールドには最初の場所のみが表示されます。
電子メールアドレスフィールドで、このリソースに関するお知らせを受け取る受信者の電子メールアドレスを指定します。
所有者フィールドで、リソースの所有者を指定します。
コメントフィールドで、リソースのコメントを指定します。
たとえば、会議室のサイズや室内の設備を指定することができます。
閉じるをクリックし、はいをクリックして、変更を保存します。
フォルダリストで、パーソナルリソースを変更したい[連絡先]フォルダを選択します。
リソースを右クリックし、詳細をクリックします。
リソースは、アイコンで示されます。
詳細タブで、必要に応じて情報を変更します。
閉じるをクリックし、はいをクリックして、変更を保存します。
リソースの所有者で、読み込み/書き込み権を与えられている場合にのみ、リソースの要求を受諾または拒否することができます。パーソナルリソースは、代理権の行使によって他のユーザと共用することはできません。
メインウィンドウまたはカレンダで、ファイル>代理の順にクリックします。
または
フォルダリストヘッダドロップダウンリスト(フォルダリストの上にあり、GroupWiseの実行モードを示す[オンライン]または[キャッシング]が表示されているはずです)をクリックして、代理をクリックします。
所有するリソースをクリックします。
所有するリソースが[代理]ポップアップリストにない場合は、代理をクリックして名前フィールドにリソースの名前を入力し、OKをクリックします。
受諾または拒否する項目をダブルクリックします。
ツールバーの受諾または拒否をクリックします。
ツール>オプションの順にクリックします。
セキュリティをダブルクリックし、お知らせ君をクリックします。
自分に代理権を付与しているユーザの名前または所有しているリソースの名前を選択します。
ユーザまたはリソースが[お知らせリスト]に一覧にされない場合は、名前を入力してユーザの追加をクリックします。をクリックして、[アドレスセレクタ]ダイアログボックスから名前を選択することもできます。
アラームを受信とお知らせを受信が選択されていることを確認します。
アラームとお知らせの受信が自動的に設定されています。アラームを受信とお知らせを受信の選択を解除すると、アラームとお知らせを受信しなくなります。アラームと通知の購読を取り消した場合に、アラームと通知を再度有効にするときは、自分のユーザ名に対してこのトピックのステップ1~4を繰り返す必要はありません。
OKをクリックします。
お知らせまたはアラームを受信するには、お知らせ君を開いておくかまたはアイコン化しておく必要があります。詳細については、お知らせ君を起動するを参照してください。
自身がリソースの所有者である場合は、そのリソースのルールを作成する能力も含め、そのリソースに対する完全な代理権があります。次の手順は、使用できるリソースに対してすべての要求を受諾するルールを作成する方法を示しています。これは、リソースに便利な1つのルールの例です。異なるアクションを実行する他のルールを作成できます。たとえば、すでにスケジュール設定されているリソースの要求を拒否するルールを作成できます。
モードセレクタアイコンをクリックして、代理をクリックします。
所有するリソースをクリックします。
[代理]ダイアログボックスに所有するリソースがリストされていない場合は、名前フィールドに所有するリソースの名前を入力して、OKをクリックします。
ツール>ルールの順にクリックし、新規作成をクリックします。
ルールの名前を入力します。
アポイントをクリックします。その他の項目タイプが選択解除されていることを確認します。
重複するアポイントドロップダウンリストをクリックし、いいえをクリックします。
アクション追加>>受諾の順にクリックし、必要によりコメントを入力してOKをクリックします。
ステップ 6およびステップ 7の操作は、リソースが空いている場合にのみ、そのリソースのアポイントを受諾する規則を示しています。
保存をクリックし、閉じるをクリックします。
パーソナルリソースを削除する:
フォルダリストで、パーソナルリソースを削除したい[連絡先]フォルダを選択します。
リソースを右クリックし、削除をクリックします。
リソースは、アイコンで示されます。
はいをクリックして、リソースの削除を確認します。
リソースプールは[個人連絡先]フォルダに作成したリソースプールリストから使用するリソースの優先度を設定することで、リソースのスケジューリングプロセスを簡素化するために使用されます。リソースプールをアポイントに追加すると、ビジーサーチによってリソースプールで使用可能な最も優先度の高いリソースが自動的に選択され、アポイントウィンドウのリソースプール名の横に括弧で囲まれて表示されます。優先度は、リスト内のリソースの順序によって決まります。リソースプールから別のリソースを選択する場合は、アポイントを送信する前にビジーサーチをクリックして、リソースを手動で変更します。
[連絡先]フォルダ内の各リソースプールは、で示されます。リソースプールをダブルクリックすると、リソースプール項目ビューが表示されます。
ファイルまたは右クリックメニューからリソースプールを作成できます。フォルダコンテキストツールバーオプションを有効にしている場合は、新しいリソースプールのツールバー項目もあります。
新しいリソースプールを作成する:
フォルダリストで、パーソナルリソースを追加したい[連絡先]フォルダを選択します。
ツールバーのフォルダコンテキストを有効にして、新しいリソースプールをクリックします。
リソースの名前を指定し、必要に応じてコメントを含めます。
追加をクリックし、リソースプールメンバーを選択します。
検索対象および検索ドロップダウンメニューでアドレス帳とリソースをそれぞれ選択した後、宛先をクリックしてリソースを選択済みリストに追加します。
新しいリソースプールに必要なすべてのリソースが選択されるまで、ステップ 4およびステップ 5のプロセスを続行します。
順序を変更する必要がある場合は、リソースを優先する場所にドラッグアンドドロップするだけです。
リソースの追加が完了したら、保存をクリックしてリソースプールを保存します。