メッセージの作成時に利用できる書式オプションは、選択した構成ビューに応じて変わります。この項で説明するオプションは、作成中のメッセージに適用されます。
メモ:受信者がHTML読み込みビューを使用している場合、電子メールは設定したとおりの書式で表示されます。受信者は、HTML形式の項目のフォントを変更することはできません。受信者がプレーンテキスト読み込みビューを使用している場合、HTMLの書式は失われます。ただし、表示>HTMLの順にクリックすると、自分が設定したとおりの書式でメッセージを表示できます。
GroupWiseでメッセージを作成する場合、GroupWiseのネイティブエディタを使用するか、以下のサードパーティ製エディタを使用するかを選択できます。
LibreOffice 3.6以降
Microsoft Word 2007以降
Microsoft Word 2019はGroupWise 18.1以降でサポートされています。
LibreOfficeまたはWordを使用するには、そのアプリケーションがワークステーションに適切にインストールされている必要があります。
LibreOfficeまたはWordをデフォルトのエディタとして選択した場合、それぞれのアプリケーションの機能および書式設定をGroupWiseの作成ウィンドウ内で使用できます。初期設定のヘルプについては、各アプリケーションのマニュアルを参照してください。
ツール>オプションの順にクリックし、使用環境をダブルクリックします。
エディタ/ビューアタブをクリックします。
プレーンテキストの作成に使用で、使用するエディタを選択します。
HTMLの作成に使用で、使用するエディタを選択します。
OKをクリックします。
GroupWiseで利用できるHTMLツールを使用すれば、メッセージに付加的な書式を設定することができます。フォント、下線、斜体などの標準的なテキスト機能、および位置合わせ、インデント、イメージやテーブルの追加などの機能は、すべて、ツールバーから利用できます。
項目ビューの横方向のサイズを変更しないと、HTMLツールバーのすべてのボタンを表示できないことがあります。
開いているHTMLメッセージのフォントを変更する:
HTMLツールバーで、必要に応じてフォント、フォントサイズ、および他のフォント属性を変更します。
HTML項目にはデフォルトフォントを設定することもできます。詳細については、デフォルトの読み込み/構成ビューおよびフォントを設定するを参照してください。
次のいずれかのオプションを使用して、絵文字をHTMLメッセージに挿入します。
メモ:絵文字を含むメッセージをHTML形式からプレーンテキスト形式に変更する場合、絵文字は白黒イメージに変換されます。GroupWiseは、プレーンテキストの絵文字をサポートしていますが、白黒イメージのみです。
ツールバーの絵文字を挿入 をクリックして、使用可能な絵文字から選択します。
Windowsキー+ . (ピリオド)ショートカットを使用して、絵文字メニューを開きます。
右クリックメニューから絵文字を挿入を選択し、絵文字メニューを開きます。
絵文字をテキスト行に直接挿入するには、一般的な絵文字文字列を入力します。次に例を示します。
スマイリーフェイスの場合、キー:)または:-)です。
<Ctrl>+<Z>を押して絵文字を入力した文字に変更するか、<Ctrl>+<Y>を押して元に戻すアクションをやり直します。
GroupWiseでの絵文字のマッピング:
開いているHTMLメッセージに横線を追加する:
電子メール内で線を表示する場所を選択します。
横線のアイコンをクリックします。
開いているHTMLメッセージに黒丸リストまたは番号付きリストを追加する:
HTMLツールバーを使用して、黒丸リストまたは番号付きリストを挿入します。
リスト項目を入力し、<Enter>キーを押してリスト内に次の項目を作成します。
リストの書式をオフにするには、<Enter>キーを押してから、最後の項目の後で<Backspace>キーを押します。
開いているHTMLメッセージにテーブルを追加する:
HTMLツールバーで、テーブルオプションアイコンをクリックします。
ドロップダウンメニューから、テーブルのサイズを選択するか、その他を選択して、独自のサイズを指定します。
テーブルが電子メール内に表示され、テキストに合うように調整されます。
開いているHTMLメッセージにイメージを追加する:
イメージを表示するエリアで、図の挿入アイコンをクリックします。
追加するグラフィックの名前を指定するか、または参照して選択し、OKをクリックします。
開いているHTMLメッセージに背景を追加する:
背景イメージアイコンをクリックします。
背景として使用するグラフィックの名前を指定するか、または参照して選択します。
OKをクリックします。
ハイパーリンクは、特定の単語、語句、またはイメージを特定のWebサイトに直接接続します。
開いているHTMLメッセージにハイパーリンクを追加する:
使用する単語、語句、またはイメージを選択し、ハイパーリンクの挿入アイコンをクリックします。
リンク先にするWebアドレスを指定します。
OKをクリックします。
テキストの色は変化し、下線が付けられて、リンクであることを示します。イメージの場合には色は変化しませんが、やはりリンクとして機能します。
作成中のメッセージの件名フィールドまたはメッセージフィールドで、テキストに対する前回の操作を元に戻すことができます。
編集>元に戻すの順にクリックします。
または
操作をやり押すには、編集]>[やり直すをクリックします。
元に戻す場合には<Ctrl>+<Z>、やり直す場合には<Ctrl>+<Y>を使用することもできます。他のショートカットキーについての詳細は、ショートカットキーを参照してください。
プレーンテキストメッセージで、フォント、サイズ、および色を変更することができます。太字、斜体、および下線を使用できます。ただし、プレーンテキスト構成ビューでは、テキストをインデントしたり、ハイパーリンクや水平線を挿入したりすることはできません。
プレーンテキストビューで作成している開いている項目のフォントを変更する:
メッセージフィールドをクリックします。
編集>フォント>フォントの順にクリックします。
フォントとフォントスタイルを選択します。
サイズを選択します。
変更したいオプションが他にもあれば選択し、OKをクリックします。
また、ツールバーのボタンを使用して、テキストの一部に太字、斜体、または下線を設定することができます。
プレーンテキストビューで作成している開いている項目のリストをフォーマットする:
<Ctrl>+<Shift>+<L>を押して、黒丸リストを挿入します。
<Ctrl>+<Shift>+<L>をもう一度押して、黒丸リストを番号付きリストに変更します。
<Ctrl>+<Shift>+<L>を押し続けて、使用可能なリストされている6つのフォーマットから選択します。
リスト項目を入力し、<Enter>キーを押してリスト内に次の項目を作成します。
リストの書式設定をオフにするには、最後のリスト項目の後で<Enter>キーを2回押します。
作成中のメッセージの件名フィールドまたはメッセージフィールドで、テキストに対する前回の操作を元に戻すことができます。
これを行うには、編集>元に戻すをクリックします。
元に戻すためにCtrl+Zを使用することもできます。他のショートカットキーについての詳細は、ショートカットキーを参照してください。
カスタムビューを使用すると、電子メールテンプレートを作成および保存して再利用することができます。これは、一定のテキストや一定の表示スタイルを持つ電子メールを頻繁に送信する場合に役立ちます。希望する外観で電子メールメッセージを作成し、それをカスタムビューとして保存できます。
メモ:HTMLメッセージをビューとして保存した場合、一部のHTML書式設定は保存されないことがあります。カスタムビューでは、プレーンテキストメッセージを使用することを推奨します。
カスタムビューを保存する:
New Mail (新規メール)をクリックして、電子メールメッセージを新規作成します。
(オプション)件名フィールドに電子メールメッセージの件名を入力します。
メッセージフィールドに電子メールのメッセージを入力します。
ファイル>ビュー保存の順にクリックします。
デフォルトでは、カスタムビューはC:\Novell\Groupwiseディレクトリに保存されます。カスタムビューファイルの拡張子は.ghvです。
ビューの名前を入力して、保存をクリックします。
カスタムビューを開く:
新規メールアイコンの横にある下矢印をクリックします。
以前保存したカスタムビューを選択します。
カスタムビューが開き、そのカスタムビューファイルを保存したときに入力した情報が表示されます。
必要に応じて情報を追加し、送信をクリックします。
カスタムビューの場所を設定する:
ツール>オプションの順にクリックし、使用環境をダブルクリックします。
ファイルディレクトリタブをクリックします。
カスタムビューフィールドで、カスタムビューを保存する場所を入力するか、その場所を参照して選択します。
OKをクリックします。