1.7 Identity Manager 3とそのサービスの入手先

Identity Manager 3とそのサービスをダウンロードするには、ノベル用ダウンロードWebサイトにアクセスします。

  1. [製品または技術 > ]メニューで、[Novell Identity Manager]を選択し、[検索]をクリックします。
  2. Novell Identity Managerのダウンロードページで、目的のファイルの横にある[ダウンロード]ボタンをクリックします。
  3. 画面の指示に従って、ファイルをコンピュータ上のディレクトリにダウンロードします。
  4. 必要なすべてのファイルをダウンロードするまで、手順2以降を繰り返します。ほとんどのインストールには、複数のISOイメージが必要です。

次の表に、ダウンロード可能なIdentity Managerコンポーネントを示します。

表 1-4 ISOイメージの対応表

Identity Managerのコンポーネント

プラットフォーム

ISO

Identity Manager DVD

次のIdentity Managerコンポーネントは、1つのISOイメージとしてDVDに書き込んで使用できます。次のコンポーネントは個別にダウンロードすることもできます。

  • Identity Managerおよびドライバ
  • Identity ManagerのDesigner
  • ミッドレンジおよびメインフレーム用の統合モジュール

Identity Manager:

Linux、NetWare、Windows、およびUNIX

Designer:

LinuxおよびWindows

ミッドレンジおよびメインフレーム用の統合モジュール: ミッドレンジおよびメインフレーム用の統合モジュールについては、次のプラットフォームリストを参照してください。

Identity_Manager_3.iso

Identity Managerおよびドライバ

Linux、NetWare、およびWindows

Identity_Manager_3_Linux_NW_Win.iso

Identity Managerおよびドライバ

UNIX

Identity_Manager_3_Unix.iso

ユーザアプリケーション

これは、購入したIdentity Manager 3に含まれているユーザアプリケーションの標準バージョンです。

LinuxおよびWindows

Identity_Manager_3_User_Application. iso

Identity Managerのプロビジョニングモジュールとユーザアプリケーション

これは、ユーザアプリケーションのプロビジョニングバージョンで、Identity Managerのアドオンとして別途購入する必要があります。

LinuxおよびWindows

Identity_Manager_3_User_Application_ Provisioning.iso

Identity ManagerのDesigner

LinuxおよびWindows

Identity_Manager_3_Designer.iso

ミッドレンジおよびメインフレーム用のIdentity Manager統合モジュール

メインフレーム:

z/OS: RACF、CA ACF2、CA TopSecret

ミッドレンジ:

OS/400、i5os

Identity_Manager_3_Midrange_ Mainframe.iso

購入したIdentity Managerには、すでにライセンスをお持ちの可能性がある複数の一般的な顧客システム(Novell eDirectory、Microsoft Active Directory、Microsoft Windows NT、LDAP v3 Directories、Novell GroupWise、Microsoft Exchange、およびLotus Notes)用の統合モジュールも含まれています。他のすべてのIdentity Manager統合モジュールは別途購入する必要があります。

ユーザアプリケーションコンポーネントは、2つのISOイメージで構成されています。ユーザアプリケーションのISOイメージは標準バージョンで、購入したIdentity Manager 3の一部として含まれます。ユーザアプリケーションはIdentity Managerのプロビジョニングモジュールとともに使用することで、強力な承認ワークフローを統合するアドオン製品になります。このプロビジョニングモジュールは個別のISOイメージとして販売される別売の機能です。

さらに、購入したIdentity Managerには、Identity ManagerのDesignerも含まれています。Designerは、環境設定と展開を大幅に簡素化する、強力で柔軟性の高い管理ツールです。

1.7.1 Identity Manager 3のインストール

メモ:LinuxおよびUNIX (以前のNIS)、メインフレーム、ミッドレンジのドライバインストールプログラムは、 /platform/setupディレクトリにあります。これらのインストールは、Identity Managerおよびユーザアプリケーションのインストールプログラムとは別にインストールする必要があります。

既知の問題のリストについては、Identity Managerに付属するReadmeファイルを参照してください。

1.7.2 Identity Manager 3製品を有効にする

Identity Manager製品にはアクティベーションが必要です(Designerを除く)。次の製品は90日間の評価期間の後、使用を中止するか、購入してアクティベーションを行う必要があります。

  • Identity Manager 3
  • Identity Managerのプロビジョニングモジュールとユーザアプリケーション
  • 統合モジュール

重要:ユーザアプリケーションを正しく有効にするためには、適切なISOイメージをダウンロードする必要があります。たとえば、Identity Manager 3を購入しても、プロビジョニングモジュールを別途購入しないでユーザアプリケーションのプロビジョニングモジュールをダウンロードした場合、ユーザアプリケーションの実装は90日後に動作を停止します。

アクティベーションの詳細については、セクション 6.0, Novell Identity Manager製品を有効にするを参照してください。