12.1 ライセンス監査ツールのインストール

ライセンス監査ツールは、WindowsマシンまたはLinuxマシンにインストールできます。インストール後、ライセンス監査ツールを使用して、指定したeDirectoryサーバの関連付けを監査できます。

12.1.1 Windowsでのインストール

Identity Managerのインストールルーチンにより、Windowsにはデフォルトでライセンス監査ツールがインストールされます。Identity Managerのインストール時に[ユーティリティ]チェックボックスをオフにした場合は、ライセンス監査ツールを別途インストールする必要があります。

  1. Identity Managerインストール(install.exe)ユーティリティを起動します。

    Please Select Components to Install (インストールするコンポーネントを選択してください)]ページが表示されるまで、通常どおりインストールルーチンを実行します。

  2. ユーティリティ]を選択して、[次へ]をクリックします。

  3. インストールパスを指定して、[次へ]をクリックします。

    デフォルトの場所は、C:\Novell\NDS\DirXMLUtilitiesです。

  4. インストールするユーティリティを選択し、[次へ]をクリックします。

    ライセンス監査ツール]が選択されていることを確認してください。

  5. [Installation Summary (インストールの概要)]ページで、[完了]をクリックして、選択したユーティリティをインストールします。

  6. [インストールが完了しました]ページで、[閉じる]をクリックします。

    これでライセンス監査ツールがインストールされました。

ライセンス監査ツールは、4つの.jarファイル(AuditMain.jarforms_rt.jarldap.jar、およびObjDisabler.jar)と、2つの.batファイル(idmadt.batおよびidmlat.bat)で構成されています。これらのファイルは、Identity Manager CD-ROMまたはイメージファイルの\nt\dirxml\utilities\idm_latにあります。

12.1.2 Linuxでのインストール

ライセンス監査ツールは、Linux/UNIXプラットフォームでも使用できますが、インストールルーチンの一部としてはインストールされません。ライセンス監査ツールをインストールするには、次のステップを完了します。

  1. Identity Manager CD-ROMまたはイメージファイルで、ライセンス監査ツールのファイルを検索します。

    ライセンス監査ツールのファイルは、/linux/setup/utilities/idm_latにあります。

  2. 次のファイルをLinux/UNIXファイルシステムにコピーします。

    • AuditMain.jar

    • forms_rt.jar

    • ldap.jar

    • ObjDisabler.jar

    • idmadt

    • idmlat