8.4 ブランチアクティビティ

並行処理をサポートするワークフローでは、ブランチアクティビティにより、複数のユーザが作業項目の異なる領域で同時に作業できます。ユーザが作業を完了すると、マージアクティビティにより、フローに合流するブランチが同期化されます。

ワークフローには複数のブランチアクティビティを設定できますが、ブランチアクティビティごとにマージアクティビティが関連付けられている必要があります。ブランチアクティビティから分かれ出たすべてのフローパスが実行されます。

ブランチアクティビティは、実行している間、ブランチ間の同期をサポートしません。各ブランチは、別のブランチで更新されているデータから独立している必要があります。データ同期はマージアクティビティによって強制されます。マージアクティビティが完了すると、ブランチで設定されているデータはすべて使用できます。

8.4.1 プロパティ

ブランチアクティビティのプロパティは次のとおりです。

表 8-7 ブランチアクティビティのプロパティ

プロパティ名

説明

名前

アクティビティの名前を指定します。

8.4.2 データ項目マッピング

このアクティビティではサポートされていません。

8.4.3 電子メール通知

このアクティビティではサポートされていません。