条件アクティビティでは、ワークフローに条件付きロジックを追加できます。このロジックは、ワークフローが実行するときに行われる処理を制御するために使用できます。条件アクティビティでは、ブール値を評価するECMA式としてロジックを定義します。
各条件アクティビティには2つの発信フローパスが必要です。1つはTrueと評価する条件を扱い、もう1つはFalseと評価する条件を扱います。オプションで、ECMA式評価が失敗した場合に起きるエラー条件を扱うために、3番目のフローパスを追加できます。
条件アクティビティには次のプロパティがあります。
表 8-9 条件アクティビティのプロパティ
プロパティ名 |
説明 |
---|---|
|
アクティビティの名前を指定します。 |
|
TrueまたはFalseを返すECMA式を指定します。返される値によって、アクティビティ実行終了後、どのフローパスに進むか決定されます。 ヒント:条件式で2つのオブジェクトが等しいかどうかをテストする必要がある場合、比較しているオブジェクトが同じタイプのJavaオブジェクトであることが確かな場合を除き、equals()メソッドではなく==演算子を使用する必要があります。たとえば、次の式を使用します: (approval_A.getAction() == "DENIED") 次の式の代わりです: (approval_A.getAction()).equals("DENIED") ECMA式の作成の詳細については、「セクション 10.0, ECMA式の使用」を参照してください。ワークフローで使用できるシステム変数の詳細については、「セクション 4.3.3, ワークフローデータについての理解」を参照してください。 |
このアクティビティではサポートされていません。
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