ログアクティビティはメッセージをログに書き込むシステムアクティビティです。ワークフロープロセスの状態に関する情報をログとして記録する場合、ワークフローシステムはNovell® Auditとやり取りします。
メモ:Novell Auditは、ログおよびレポート機能を追加するためにNovell Sentinelへ情報を送信するように設定できます。
処理中、ワークフローは発生したさまざまなイベントに関する情報をログとして記録できます。ログデータは、Novellレポーティングツールを使用して確認できます。
ログを使用する前に、ユーザアプリケーションでログを有効にする必要があります。
メモ:ワークフローの実行中に、ログアクティビティでは制御されない多くのシステムイベントがログに記録されます。たとえば、ワークフローシステムは、ワークフローが開始または停止したときや、承認、却下、拒否されたときにメッセージをログに書き込みます。
ログアクティビティには次のプロパティがあります。
表 8-6 ログアクティビティのプロパティ
プロパティ名 |
説明 |
---|---|
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アクティビティの名前を指定します。 |
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ログメッセージを送信するかどうかを指定します。このプロパティを[True]に設定した場合、メッセージはNovell Auditを含むすべてのlog4jチャネルに送信されます。このプロパティを[False]に設定した場合、ログメッセージは送信されません。 |
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メッセージの著者を定義します。デフォルトでは、著者はプロビジョニング要求のイニシエータになっています。 |
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ログメッセージのテキストを定義するECMA式を指定します。通常、このテキストは、このログアクティビティがプロセス内で実行されている箇所を示し、ログをわかりやすくするその他の情報を記しています。 ECMA式の作成の詳細については、「セクション 10.0, ECMA式の使用」を参照してください。ワークフローで使用できるシステム変数の詳細については、「セクション 4.3.3, ワークフローデータについての理解」を参照してください。 |
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ユーザコメントで表示できるテキストを定義するECMA式を指定します。コメントは、要求の理由や要求の完了した承認ステータスを記録するために使用できます。次に例を示します。 "Reason for request: "+ flowdata.get(’reason’) または "Process has been " + flowdata.get(IDM_COMPLETED_APPROVAL_STATUS’) |
このアクティビティではサポートされていません。
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