7.7 エンティティ動作を使用した作業

エンティティ動作を使用して、識別ボールトのエンティティを更新します。エンティティ動作を使用した作業手順は、他の動作タイプを使用した作業手順とは少し異なります。

この節では、次のトピックについて説明します。

7.7.1 エンティティの追加または変更

  1. [ワークフロー]ページから、パレット内のエンティティ動作アイコンをクリックし、キャンバスをクリックしてエンティティ動作をワークフローに挿入します。

  2. [プロパティ]タブをクリックします。

  3. [エンティティタイプ]フィールドの[値]列をクリックし、作成または変更する[エンティティタイプ](ユーザ、グループなど)を選択しますステップ 6で指定するターゲットオブジェクトがすでに存在している場合はターゲットオブジェクトが変更され、存在していない場合は作成されます。

  4. [操作]フィールドの[値]列をクリックし、[作成/変更]を選択します。

  5. [データ項目マッピング]タブをクリックします。

  6. [エンティティDN]フィールドの隣にあるボタンをクリックして、ECMA式ビルダを表示して、操作のターゲット(「受信者」など)を特定する式を指定します。

  7. [OK]をクリックして、[データ項目マッピング]ビューに戻ります。

  8. エンティティを作成するために必要な他の属性について式を指定します。

    エンティティの追加の詳細については、「セクション 3.2, エンティティおよび属性の操作」を参照してください。エンティティを追加する場合、必要な属性すべてについて式を入力する必要があります。

7.7.2 エンティティ動作を使用したエンティティの削除

  1. [ワークフロー]ページから、パレット内のエンティティ動作アイコンをクリックし、キャンバスをクリックしてエンティティ動作をワークフローに挿入します。

  2. [プロパティ]タブをクリックします。

  3. [エンティティタイプ]フィールドの[値]列をクリックして、削除するエンティティが属するエンティティタイプ(ユーザ、グループなど)を選択します。

  4. [操作]フィールドの[値]列をクリックして、[エンティティを削除します]を選択します。

  5. [データ項目マッピング]タブをクリックします。

  6. [エンティティDN]フィールドの隣にあるボタンをクリックしてECMA式ビルダを表示し、削除するエンティティを特定する式を指定します。

  7. [OK]をクリックして、[データ項目マッピング]ビューに戻ります。

7.7.3 エンティティ動作を使用した属性または値の削除

  1. [ワークフロー]ページから、パレット内のエンティティ動作アイコンをクリックし、キャンバスをクリックしてエンティティ動作をワークフローに挿入します。

  2. [プロパティ]タブをクリックします。

  3. [エンティティタイプ]フィールドの[値]列をクリックして、削除する属性または値が属するエンティティのエンティティタイプ(ユーザ、グループなど)を選択します。

  4. [操作]フィールドの[値]列をクリックして、[属性/値を削除します]を選択します。

  5. [データ項目マッピング]タブをクリックします。

  6. [エンティティDN]フィールドの隣にあるボタンをクリックしてECMA式ビルダを表示し、削除する属性または値を含むエンティティを特定する式を指定します。

  7. [OK]をクリックして、[データ項目マッピング]ビューに戻ります。

  8. 操作を適用する属性の[タイプの削除]フィールドをクリックして、リストから操作を選択します。

    • 単一値属性の場合は、[属性の削除]を選択します。

    • 複数値属性の場合は、[属性の削除][値の削除]のどちらかを選択します。複数値属性について[値の削除]を選択した場合は、削除する値を特定する式を入力することも必要になります。

  9. 値を削除するには、操作を適用する属性の[値式の削除]フィールドをクリックし、削除する属性の値を求める式を指定します。