4.1 DirXMLスクリプト

DirXML®スクリプトは、Identity Managerポリシーを実装する主要な方法です。このスクリプトでは、順序が指定された一連のルールによって実装されるポリシーを記述します。ルールにはテストする一連の条件と、その条件を満たしたときに順次実行される一連のアクションが含まれています。

DirXMLスクリプトの作成には、使いやすいGUIを備えたポリシービルダを使用します。

Identity ManagerはXMLベースのアプリケーションなので、DirXMLスクリプトでは、XMLドキュメントを使用して、識別ボールトと外部データストア間で送信されるデータを変更および操作します。DirXMLスクリプトを理解するには、XMLを理解する必要があります。XMLの詳細については、W3C Extensible Markup Language (XML)のWebサイトを参照してください。

DirXMLスクリプトには、DirXMLスクリプトの動作方法を定義したドキュメントタイプ定義(DTD)があります。Identity Managerが使用するDTDを理解するには、『Identity Manager 3.5.1 DTDリファレンス』を参照してください。ここには次のDTDが収録されています。