3.8 操作データキャッシング

必須の操作データキャッシングに使用できるメカニズムは、<operation-data>要素です。SecureLoginアカウントは<add>または<modify-password>コマンドのいずれかからプロビジョニングする必要があるため、スタティックでないデータキャッシングポリシーを実装する論理的な場所は、購読者コマンド変換ポリシー内になります。次の例に、一般的なSecureLoginのプロビジョニングにおける<operation-data>要素を示します。

<operation-data> <nsl-sync-data> <nsl-target-user-dn> cn=GLCANYON,ou=finance,dc=prod,dc=testco,dc=com </nsl-target-user-dn> <nsl-app-username>GCANYON</nsl-app-username> <password><!-- コンテンツは非表示 --></password> <nsl-passphrase-answer>50024222</nsl-passphrase-answer> </nsl-sync-data> </operation-data>

図 2-1で示したサンプルの財務部のシナリオでは、操作データのペイロードを入力するのに以下の値が必要です。