8.5 作成-デフォルト属性値の設定

このルールでは、ユーザオブジェクトの作成時に割り当てられる属性のデフォルト値を設定できます。このルールは、ドライバ内の購読者作成ポリシーまたは発行者作成ポリシーに実装します。

この事前定義されたルールを使用するには、作成ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する作成ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

8.5.1 ポリシーの作成

  1. アウトライン]ビューまたは[ポリシーフロー]ビューから発行者チャネルまたは購読者チャネルを選択します。

  2. [ポリシーセット]ビューで作成ポリシーセットを選択し、[ポリシーセットに新しいポリシーを作成または追加します] アイコン[新しいポリシーの作成または追加]アイコンをクリックして、新しいポリシーを作成します。

  3. 新しいポリシーの作成]をクリックし、[次へ]をクリックします。

  4. ポリシーに名前を付けます。

  5. デフォルトの場所を使用するか、または別の場所を参照して使用して、ドライバにポリシーを配置します。

    ポリシー作成ウィザード
  6. Open Editor after creating policy (ポリシーの作成後にエディタを開く)]を選択し、[次へ]をクリックします。

  7. ポリシーのタイプとして、[DirXMLスクリプト]を選択し、[終了]をクリックします。

  8. ファイルの衝突ウィンドウに、「Before editing this item you need to save. Do you wish to save the editor’s changes and continue? (この項目を編集する前に保存する必要があります。エディタの変更内容を保存して続行しますか?)」というメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。ポリシービルダが起動され、新しい作成ポリシーが保存されます。

  9. セクション 8.5.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

8.5.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ポリシービルダ内で、右クリックして[新規作成]>[事前定義されたルール]>[事前定義されたルールを前に挿入]または[事前定義されたルールを後に挿入]の順に選択します。

  2. 作成-デフォルト属性値の設定]を選択し、[OK]をクリックします。

    作成-デフォルト属性値の設定
  3. アクション]タブをダブルクリックし、アクションを編集します。

  4. [属性名を入力してください]を[属性名の入力]フィールドから削除します。

  5. 参照アイコンをクリックして、作成する属性を参照して選択します。

  6. [デフォルト属性値を入力してください]を[引き数値を入力]フィールドから削除します。

  7. 引数の編集]アイコン[引数の編集]アイコンをクリックして、引数値リストビルダを起動します。

  8. デフォルト値にするデータのタイプを選択します。

  9. 引数の編集]アイコン[引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  10. 引数ビルダで、属性の値を作成し、[OK]をクリックします。

  11. [OK]をクリックします。

  12. ファイル] > [保存]の順にクリックして、ルールを保存します。

8.5.3 ルールの動作

このルールは、デフォルト属性および値を指定したユーザオブジェクトを作成する場合に使用されます。ユーザオブジェクトが作成される場合、ルールは属性とその属性の値を設定します。

複数の属性値を定義する場合は、アクションを右クリックして[新規作成]>[アクションの追加]の順にクリックします。アクションを選択し、デフォルト属性値を設定し、ステップ 1からステップ 12の手順を実行して属性に値を割り当てます。