8.6 作成-デフォルトパスワードの設定

ユーザオブジェクトの作成中に、ルールによってユーザオブジェクトのデフォルトパスワードが設定されます。このルールは、ドライバ内の作成ポリシーに実装します。ルールは、発行者と購読者のどちらのチャネルにも、また両方のチャネルにも設定できます。

この事前定義されたルールを使用するには、作成ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する作成ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

8.6.1 ポリシーの作成

  1. アウトライン]ビューまたは[ポリシーフロー]ビューから発行者または購読者チャネルを選択します。

  2. [ポリシーセット]ビューで作成ポリシーセットを選択し、[ポリシーセットに新しいポリシーを作成または追加します]アイコン[新しいポリシーの作成または追加]アイコンをクリックして新しいポリシーを作成します。

  3. 新しいポリシーの作成]をクリックし、[次へ]をクリックします。

  4. ポリシーに名前を付けます。

  5. デフォルトの場所を使用するか、または別の場所を参照して使用して、ドライバにポリシーを配置します。

    ポリシー作成ウィザード
  6. Open Editor after creating policy (ポリシーの作成後にエディタを開く)]を選択し、[次へ]をクリックします。

  7. ポリシーのタイプとして、[DirXMLスクリプト]を選択し、[終了]をクリックします。

  8. ファイルの衝突ウィンドウに、「Before editing this item you need to save. Do you wish to save the editor’s changes and continue? (この項目を編集する前に保存する必要があります。エディタの変更内容を保存して続行しますか?)」というメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。ポリシービルダが起動され、新しい作成ポリシーが保存されます。

  9. セクション 8.6.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

8.6.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ポリシービルダ内で、右クリックして[新規作成]>[事前定義されたルール]>[事前定義されたルールを前に挿入]または[事前定義されたルールを後に挿入]の順に選択します。

  2. 作成-デフォルトパスワードの設定]を選択し、[OK]をクリックします。

    作成-デフォルトパスワードの設定
  3. ファイル] > [保存]の順にクリックして、ルールを保存します。

このルールには、環境に応じて変更すべき情報はありません。

8.6.3 ルールの動作

このルールは、デフォルトパスワードを使用してユーザオブジェクトを作成する場合に使用されます。ユーザオブジェクトの作成時に、ユーザオブジェクトに設定されるパスワードは、そのユーザオブジェクトの名前属性に名字属性を加えたものになります。

デフォルトパスワードの値は、引数を編集することで変更できます。パスワードは、引数ビルダを使用して任意の値に設定できます。