8.13 一致-属性値別

このルールは、一致するオブジェクトを特定の属性値で検索します。このルールは、ドライバ内の一致ポリシーに実装します。ルールは、発行者と購読者のどちらのチャネルにも、また両方のチャネルにも設定できます。

この事前定義されたルールを使用するには、一致ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する一致ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

8.13.1 ポリシーの作成

  1. [Outline (アウトライン)]ビューまたは[Policy Flow (ポリシーフロー)]ビューから発行者チャネルまたは購読者チャネルを選択します。

  2. [ポリシーセット]ビューで一致ポリシーセットを選択し、[ポリシーセットに新しいポリシーを作成または追加します]アイコン [新しいポリシーの作成または追加]アイコンをクリックして、新しいポリシーを作成します。

  3. 新しいポリシーの作成]をクリックし、[次へ]をクリックします。

  4. ポリシーに名前を付けます。

  5. デフォルトの場所を使用するか、または別の場所を参照して使用して、ドライバにポリシーを配置します。

    ポリシー作成ウィザード
  6. Open Editor after creating policy (ポリシーの作成後にエディタを開く)]を選択し、[次へ]をクリックします。

  7. ポリシーのタイプとして、[DirXMLスクリプト]を選択し、[終了]をクリックします。

  8. ファイルの衝突ウィンドウに、「Before editing this item you need to save. Do you wish to save the editor’s changes and continue? (この項目を編集する前に保存する必要があります。エディタの変更内容を保存して続行しますか?)」というメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。ポリシービルダが起動され、新しい一致ポリシーが保存されます。

  9. セクション 8.13.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

8.13.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ポリシービルダ内で、右クリックして[新規作成]>[事前定義されたルール]>[事前定義されたルールを前に挿入]または[事前定義されたルールを後に挿入]の順に選択します。

  2. 一致-属性値別]を選択し、[OK]をクリックします。

    属性値別の一致
  3. アクション]タブをダブルクリックし、アクションを編集します。

  4. [検索を開始するベースDNを入力してください]を[DNを入力]フィールドから削除します。

  5. 引数の編集]アイコン[引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  6. 名詞]リストの[テキスト]を選択します。

  7. テキスト]をダブルクリックして、引数に追加します。

  8. エディタで、参照ボタンをクリックして、検索を開始するコンテナを参照し、選択したら[OK]をクリックします。

  9. [一致させる属性名の入力]を[一致属性を入力]フィールドから削除します。

  10. 引数の編集]アイコン[引数の編集]アイコンをクリックして、一致属性ビルダを起動します。

  11. 参照ボタンをクリックして、一致させる属性を選択します。一致させる属性を1つ以上選択したら、[OK]をクリックします。

  12. [OK]をクリックします。

  13. ファイル] > [保存]の順にクリックして、ルールを保存します。

8.13.3 ルールの動作

このルールは、属性によってユーザオブジェクトと一致します。ユーザオブジェクトを同期する場合、ドライバはルールを使用して指定した属性が存在するかどうかを確認します。属性が存在しない場合、新しいユーザオブジェクトが作成されます。