8.17 配置-購読者(フラット)-LDAP形式

このルールは、識別ボールトのオブジェクトをデータストア内の1つのコンテナに配置します。このルールは、ドライバ内の購読者配置ポリシーに実装します。

この事前定義されたルールを使用するには、配置ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する配置ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

8.17.1 ポリシーの作成

  1. アウトライン]ビューまたは[ポリシーフロー]ビューから、発行者チャネルを選択します。

  2. [ポリシーセット]ビューで配置ポリシーセットを選択し、[ポリシーセットに新しいポリシーを作成または追加します]アイコン [新しいポリシーの作成または追加]アイコンをクリックして、新しいポリシーを作成します。

  3. 新しいポリシーの作成]をクリックし、[次へ]をクリックします。

  4. ポリシーに名前を付けます。

  5. デフォルトの場所を使用するか、または別の場所を参照して使用して、ドライバにポリシーを配置します。

    ポリシー作成ウィザード
  6. Open Editor after creating policy (ポリシーの作成後にエディタを開く)]を選択し、[次へ]をクリックします。

  7. ポリシーのタイプとして、[DirXMLスクリプト]を選択し、[終了]をクリックします。

  8. ファイルの衝突ウィンドウに、「Before editing this item you need to save. Do you wish to save the editor’s changes and continue? (この項目を編集する前に保存する必要があります。エディタの変更内容を保存して続行しますか?)」というメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。ポリシービルダが起動され、新しい配置ポリシーが保存されます。

  9. セクション 8.17.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

8.17.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ポリシービルダ内で、右クリックして[新規作成]>[事前定義されたルール]>[事前定義されたルールを前に挿入]または[事前定義されたルールを後に挿入]の順に選択します。

  2. 配置-購読者(フラット)-LDAP形式]を選択し、[OK]をクリックします。

    配置-購読者(フラット)-LDAP形式
  3. アクション]タブをダブルクリックし、アクションを編集します。

  4. [宛先コンテナのDNを入力してください]を[文字列を入力]フィールドから削除します。

  5. 引数の編集]アイコン[引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  6. Noun (名詞)]リストの[テキスト]を選択します。

  7. テキスト]をダブルクリックして、引数に追加します。

  8. エディタで、すべてのユーザオブジェクトを配置するターゲットコンテナを追加します。コンテナがLDAP形式で指定されていることを確認し、[OK]をクリックします。

  9. [OK]をクリックします。

  10. ファイル] > [保存]の順にクリックして、ルールを保存します。

8.17.3 ルールの動作

このルールは、すべてのユーザオブジェクトをターゲットDNに配置します。このルールでは、ターゲットコンテナのDNをローカル変数dest-baseとして設定します。その後で、ターゲットDNをuid=一意の名前、dest-baseに設定します。ユーザオブジェクトのuid属性は、名前属性および名字属性の最初の2文字(小文字)になります。このルールではLDAP形式を使用します。