do-find-matching-object

備考

<arg-dn>はscope=“entry”の場合は必須で、そうではない場合は省略可能です。

scope=“subtree”またはscope=“subordinates”の場合は、少なくとも1つの<arg-match-attr>が必要です。scope=“entry”のときは、<クエリー>の実行対象となる<search-attr>を定義しないため、<do-find-matching-object>の対象も定義しません。

<クエリー>は、<do-find-matching-object>のscope属性を基にscope属性を生成します。<arg-dn>がある場合には、その内容がdest-dn属性に設定されます。class-name属性と<search-class>は、現在のオブジェクトのclass-name属性が使用されます。<arg-match-attr>ごとに、同じ属性に対する<search-attr>が存在し、<arg-match-attr> (存在する場合)の内容の<arg-value>、または現在の操作で利用できる値が割り当てられています。利用できる値がない場合は、クエリは実行されず、このアクションで一致は検出されません。

<クエリー>から返されたすべての<インスタンス>要素が一致と見なされます。

ターゲットデータストアがアプリケーションの場合は、<インスタンス>返されるごとに関連付けが現在の操作に追加されます。現在の操作に空でない関連付けがすでにある場合はクエリが実行されないので、同じルール内に<do-find-matching-object>アクションを複数指定しても問題ありません。

ターゲットデータストアがeDirectoryである場合は、現在の操作のdest-dn属性が設定されます。現在の操作にすでに空でないdest-dn属性がある場合はクエリが実行されないので、同じルール内に<do-find-matching-object>アクションを複数指定しても問題ありません。<インスタンス>が1つだけ返され、<インスタンス>がまだ関連付けられていない場合は、現在の操作のdest-dnが<インスタンス>のsrc-dnに設定されます。<インスタンス>が1つだけ返され、<インスタンス>がすでに関連付けられている場合は、現在の操作のdest-dnが1文字の&#xFFFC;に設定されます。複数の<インスタンス>が返される場合は、現在の操作のdest-dnが1文字の&#xFFFD;に設定されます。

例

<do-find-matching-object scope="subordinates"> <arg-dn>  <token-text>Users/</token-text> <token-attr name="OU"/> </arg-dn>  <arg-match-attr name="CN"/> <arg-match-attr name="L"/> <arg-value>  <token-text>Provo</token-text> </arg-value> </arg-match-attr></do-find-matching-object>

内容に使用できる要素

属性

内容の規則

(( arg-dn ? , arg-match-attr + ) | ( arg-dn , arg-match-attr * ) )

親要素