6.3 作成-属性が必要

このルールでは、必要な属性が入力されない場合にユーザオブジェクトが作成できないようになります。このルールは、ドライバ内の購読者作成ポリシーまたは発行者作成ポリシーに実装します。

この事前定義されたルールを使用するには、作成ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する作成ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

6.3.1 ポリシーの作成

  1. 管理するドライバの[Identity Managerドライバの概要]を開きます。

  2. 発行者チャネルまたは購読者チャネルの作成ポリシーオブジェクトをクリックします。

  3. [挿入]をクリックします。

  4. ポリシーの名前を指定し、このポリシーをポリシービルダで実装することを確認したら、[OK]をクリックします。

    ルールビルダが起動します。

  5. セクション 6.3.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

6.3.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ルールビルダで、[挿入]をクリックします。

  2. [作成-属性が必要]を選択します。

    作成-属性が必要
  3. ルールを編集するには、ルールビルダで[作成-属性が必要]をクリックします。

  4. [必要な属性の名前を入力してください]を[名前の入力]フィールドから削除します。

  5. [参照]ボタンをクリックして、作成するユーザオブジェクトに必要な属性を参照し、選択します。

  6. (オプション)必須属性を複数指定する場合は、[プラス]アイコンをクリックして新しいアクションを追加します。

  7. 操作属性値がない場合は拒否]を選択し、別の必須属性を参照します。

  8. [OK]を2回クリックします。

6.3.3 ルールの動作

このルールは、ビジネスプロセスにおいて、ターゲットユーザオブジェクトが作成される前に、ソースユーザオブジェクトに特別な属性が必要な場合に使用されます。ソースデータストア内にユーザオブジェクトを作成する場合、このルールでは、ターゲットユーザオブジェクトの作成時に必須属性が入力されないと、ターゲットデータストア内へのオブジェクトの作成が拒否されます。必須属性は複数指定できます。