6.5 作成-デフォルト属性値の設定

このルールでは、ユーザオブジェクトの作成時に割り当てられる属性のデフォルト値を設定できます。このルールは、ドライバ内の購読者作成ポリシーまたは発行者作成ポリシーに実装します。

この事前定義されたルールを使用するには、作成ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する作成ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

6.5.1 ポリシーの作成

  1. 管理するドライバの[Identity Managerドライバの概要]を開きます。

  2. 発行者チャネルまたは購読者チャネルの作成ポリシーオブジェクトをクリックします。

  3. [挿入]をクリックします。

  4. ポリシーの名前を指定し、このポリシーをポリシービルダで実装することを確認したら、[OK]をクリックします。

    ルールビルダが起動します。

  5. セクション 6.5.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

6.5.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ルールビルダで、[挿入]をクリックします。

  2. 作成-デフォルト属性値の設定]を選択します。

    作成-デフォルト属性値
  3. ルールを編集するには、ルールビルダで[デフォルト属性値の設定]をクリックします。

  4. [属性名を入力してください]を[属性名の入力]フィールドから削除します。

  5. [参照]ボタンをクリックして、作成する属性を参照して選択します。

  6. [デフォルト属性値を入力してください]を[引き数値を入力]フィールドから削除します。

  7. 引数の編集]アイコンをクリックして、引数値リストビルダを起動します。

  8. デフォルト値にするデータのタイプを選択します。

  9. 引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  10. 引数ビルダで、引数にする値を作成し、[OK]をクリックします。

  11. [OK]をクリックします。

6.5.3 ルールの動作

このルールは、ユーザオブジェクトを作成するときにデフォルト属性値を指定する場合に使用されます。ユーザオブジェクトが作成されるときに、ソースオブジェクトによって値が指定されていない場合に限り、指定済みの属性がこのルールによって追加されます。

複数の属性を定義する場合は、アクションを右クリックして[New (新規)]>[アクション]の順にクリックします。 > アクションを選択し、デフォルト属性値を設定した後、上記の手順を実行して属性値を割り当てます。