6.13 一致-属性値別

このルールでは、一致するオブジェクトが特定の属性値で検索されます。このルールは、ドライバ内の購読者一致ポリシーまたは発行者一致ポリシーに実装します。

この事前定義されたルールを使用するには、一致ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する一致ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

6.13.1 ポリシーの作成

  1. 管理するドライバの[Identity Managerドライバの概要]を開きます。

  2. 発行者チャネルまたは購読者チャネルの一致ポリシーオブジェクトをクリックします。

  3. [挿入]をクリックします。

  4. ポリシーの名前を指定し、このポリシーをポリシービルダで実装することを確認したら、[OK]をクリックします。

    ルールビルダが起動します。

  5. セクション 6.13.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

6.13.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ルールビルダで、[挿入]をクリックします。

  2. 一致-属性値別]を選択します。

    一致-属性値別
  3. ルールを編集するには、ルールビルダで[一致-属性値別]をクリックします。

  4. [DNを入力]フィールドから、[検索を開始するベースDNを入力してください]を削除します。

  5. 引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  6. 名詞リストから[テキスト]を選択し、[追加]をクリックします。

  7. エディタで、[参照]ボタンをクリックして、検索を開始するコンテナを参照し、選択したら[OK]をクリックします。

  8. [一致属性を入力]フィールドから、[Enter name of attribute to match on (一致させる属性名を入力してください)]を削除します。

  9. [引数の編集]アイコンをクリックして、一致属性ビルダを起動します。

  10. 参照ボタンをクリックして、一致させる属性を選択します。一致させる属性を1つ以上選択したら、[OK]をクリックします。

  11. [OK]をクリックします。

6.13.3 ルールの動作

ソースデータストア内のオブジェクトで追加イベントが発生した場合、このルールでは、指定された属性と同じ値を持つオブジェクトがターゲットデータストア内で検索されます。接続システム内で検索するサブツリーのベースDN、および一致させる属性名を指定する必要があります。