6.15 配置-購読者(ミラーリング)-LDAP形式

このルールは、指定したポイントから識別ボールト内のミラー化された構造を使用して、データストア内にオブジェクトを配置します。このルールは、ドライバ内の配置ポリシーに実装します。このルールは、購読者チャネルにのみ実装できます。

この事前定義されたルールを使用するには、配置ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する配置ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

6.15.1 ポリシーの作成

  1. 管理するドライバの[Identity Managerドライバの概要]を開きます。

  2. 購読者チャネルの配置ポリシーオブジェクトをクリックします。

  3. [挿入]をクリックします。

  4. ポリシーの名前を指定し、このポリシーをポリシービルダで実装することを確認したら、[OK]をクリックします。

    ルールビルダが起動します。

  5. セクション 6.15.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

6.15.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ルールビルダで、[挿入]をクリックします。

  2. 配置-購読者(ミラーリング)-LDAP形式]を選択します。

    配置-購読者(ミラーリング)-LDAP形式
  3. ルールを編集するには、ルールビルダで[配置-購読者(ミラーリング)-LDAP形式]をクリックします。

  4. [ソース階層のベースを入力してください]を[]フィールドから削除します。

  5. オブジェクトをイベントの対象にするソース階層でコンテナを参照し、選択したら[OK]をクリックします。

  6. [文字列を入力]フィールドから、[ターゲット階層のベースを入力してください]を削除します。

  7. [引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  8. 名詞リストから[テキスト]を選択し、[追加]をクリックします。

  9. エディタで、[参照]ボタンをクリックして、オブジェクトを配置するターゲット階層内のコンテナを参照し、選択したら[OK]をクリックします。

  10. [OK]をクリックします。

6.15.3 ルールの動作

指定されたソースサブツリー内にユーザオブジェクトがある場合、そのオブジェクトは、同じ相対名と同じ場所で識別ボールト内に配置されます。ソース(識別ボールト)のDNおよびターゲット(接続システム)のサブツリーを指定する必要があります。また、接続システムではLDAP形式のDNを使用しなければなりません。