6.17 配置-購読者(フラット)-LDAP形式

このルールは、識別ボールトのオブジェクトをデータストア内の1つのコンテナに配置します。このルールは、ドライバ内の購読者配置ポリシーに実装します。

この事前定義されたルールを使用するには、配置ポリシーセット内へのポリシーの作成、および事前定義されたルールのインポートの2つの手順を実行します。このルールに追加する配置ポリシーがすでにある場合は、事前定義されたルールのインポートへ進みます。

6.17.1 ポリシーの作成

  1. 管理するドライバの[Identity Managerドライバの概要]を開きます。

  2. 購読者チャネルの配置ポリシーオブジェクトをクリックします。

  3. [挿入]をクリックします。

  4. ポリシーの名前を指定し、このポリシーをポリシービルダで実装することを確認したら、[OK]をクリックします。

    ルールビルダが起動します。

  5. セクション 6.17.2, 事前定義されたルールのインポートに進みます。

6.17.2 事前定義されたルールのインポート

  1. ルールビルダで、[挿入]をクリックします。

  2. 配置-購読者(フラット)-LDAP形式]を選択します。

    配置-購読者(フラット)-LDAP形式
  3. ルールを編集するには、ルールビルダで[配置-購読者(フラット)-LDAP形式]をクリックします。

  4. [文字列を入力]フィールドから、[ターゲットコンテナのDNを入力してください]を削除します。

  5. 引数の編集]アイコンをクリックして、引数ビルダを起動します。

  6. 名詞リストから[テキスト]を選択し、[追加]をクリックします。

  7. エディタで、すべてのユーザオブジェクトを配置するターゲットコンテナを追加します。コンテナがLDAP形式で指定されていることを確認し、[OK]をクリックします。

  8. [OK]をクリックします。

6.17.3 ルールの動作

このルールは、すべてのユーザオブジェクトをターゲットDNに配置します。このルールでは、ターゲットコンテナのDNをローカル変数dest-baseとして設定します。その後で、ターゲットDNがuid=一意の名前、dest-baseに設定されます。ユーザオブジェクトのuid属性は、名前属性および名字属性の最初の2文字(小文字)になります。このルールではLDAP形式を使用します。