12.1 インプレースアップグレード

インプレースアップグレードは、既存のサーバにIdentity Managerの新しいバージョンをインストールすることです。Identity Managerをインストールするには、OSおよびeDirectory™の現在のバージョンを、Identity Manager 3.6.1でサポートされているバージョンにアップグレードする必要があります。サポートされているプラットフォームのリストについては、セクション 6.0, システム要件を参照してください。

長所は以下のとおりです。

短所は以下のとおりです。

インプレースアップグレードが実行可能ではない場合、または 複数のインプレースアップグレードを実行する必要がある場合に生じる状況があります。Identity Manager 3.5.x以上のバージョンのみがサポートされている唯一のマイグレーションパスであるため、以下のようなシナリオでは、これらのバージョンのみが可能なバージョンになります。

インプレースアップグレードがサポートされている唯一の状況は、Identity Manager 3.5.xがサポートされているオペレーティングシステムで使用されている場合のみです。ただし、インプレースアップグレードが実行可能でないいくつかのシナリオがあります。インプレースアップグレードが実行可能でない場合の例を以下にいくつか示します。

インプレースアップグレードを行う場合には、 セクション 13.0, インプレースアップグレードの実行に進んでください。