6.6 ワークステーション

ワークステーションは、Designer、iManager、役割マッピング管理者、ユーザアプリケーション管理Webページにアクセスするのに使用されます。図 6-6は、Identity Manager 4.0でサポートされているワークステーションのさまざまなコンポーネントを一覧表示しています。

図 6-6 ワークステーションでサポートされているコンポーネント

ワークステーションに影響を及ぼす項目には、次の3つがあります。

6.6.1 ワークステーションのプラットフォーム

表 6-3は、DesignerおよびiManagerでサポートされているワークステーションプラットフォームのリストを示しています。

表 6-3 サポートされているワークステーションプラットフォーム

プラットフォーム

詳細

Windows 7

 

Windows Vista

64ビットのBusiness Editionのみサポートされています。

Windows XP Professional SP3

openSUSE 10および11

自動更新機能を使用して最新のパッチを適用します。

SUSE Linux Enterprise Desktop 10 SP1およびSP2

自動更新機能を使用して最新のパッチを適用します。

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1およびSP2

自動更新機能を使用して最新のパッチを適用します。

6.6.2 Webブラウザ

iManagerはIdentity Managerを管理するために必要なプラグインのすべてを実行します。役割マッピング管理者を使用すると、ITインフラストラクチャを理解することなく異なるシステムでビジネス役割をマッピングできます。Webブラウザ経由で両方のアプリケーションにアクセスします。

iManagerおよび役割マッピング管理者用にサポートされているWebブラウザは次のとおりです。

  • Internet Explorer 7および8

  • Mozilla Firefox 3、3.5.x、および3.6.x

6.6.3 リソースの要件

  • 2048MB以上のRAM。

  • すべてのコンポーネントをインストールするための3GBの空きディスク容量。

  • データの設定および入力用の追加の20GB。これは、接続システムによって異なる場合があります。

  • 可能であれば2GHzのプロセッサ搭載したマルチCPUサーバ。

  • 最低64MBのヒープメモリ。