4.14 リモートローダのアップグレード

リモートローダを実行している場合、リモートローダファイルをアップグレードする必要もあります。

  1. リモートローダ環境設定ファイルのバックアップを作成します。 このファイルのデフォルトの場所は次のとおりです。

    • Windows: C:\Novell\RemoteLoader\remoteloadername-config.txt

    • Linux: rdxmlのパスで独自の環境設定ファイルを作成します。

  2. ドライバを停止していることを確認します。手順については、セクション 4.10, ドライバの停止を参照してください。

  3. 各ドライバのリモートローダサービスまたはデーモンを停止します。

    • Windows: リモートローダコンソールで、リモートローダインスタンスを選択してから、[停止]をクリックします。

    • Linux: rdxml -config path_to_configfile -u

    • Javaリモートローダ: dirxml_jremote -config path_to_configfile -u

  4. Linuxの場合、lcacheプロセスを停止します。

    • メタディレクトリサーバとリモートローダが同じサーバ上にある場合、手動でlcacheプロセスを停止します。

    • メタディレクトリサーバとリモートローダが同じサーバ上にない場合、lcacheプロセスはアップグレード中にndsdプロセスによって自動的に停止します。

    WindowsおよびSolarisの場合、アップグレードを開始する前にlcacheプロセスを強制終了します。

  5. リモートローダのインストールプログラムを実行します。

    インストールプロセスにより、ファイルおよびバイナリが最新バージョンに更新されます。詳細については、『Identity Manager 4.0.1 Frameworkインストールガイド』のリモートローダのインストール

  6. インストールが完了したら、環境設定ファイルに現在の環境の情報が含まれていることを確認します。

  7. (オプション)環境設定ファイルに問題がある場合は、ステップ 1で作成しておいたバックアップファイルをコピーします。問題がなければ、ステップ 8に進みます。

  8. 各ドライバのリモートローダサービスまたはデーモンを起動します。

    • Windows: リモートローダコンソールで、リモートローダインスタンスを選択してから、[開始]をクリックします。

    • Linux: rdxml -config path_to_config_file

    • Javaリモートローダ: dirxml_jremote -config path_to_config_file

メモ:リモートローダを32ビットから64ビットにアップグレードすると、Groupwiseドライバとネイティブカスタムドライバは機能しなくなります。