3.1 アップグレード

アップグレードとは、既存のサーバにIdentity Managerの新しいバージョンをインストールすることです。Identity Managerをインストールするには、Identity Manager 4.0.1がサポートするバージョンのオペレーティングシステムおよびeDirectoryに現在のバージョンをアップグレードする必要があります。サポートされるプラットフォームのリストについては、『Identity Manager 4.0.1 Frameworkインストールガイド』のシステム要件を参照してください。

アップグレードの実行にはいくつかの利点があります。

アップグレードの実行にはいくつかの欠点もあります。

アップグレードが実行可能ではない場合、または複数のアップグレードを実行する必要がある場合が生じることもあります。サポートされているマイグレーションパスはIdentity Manager 3.5.x以降のみなので、以下のシナリオで説明されるのは、これらのバージョンのみになります。

アップグレードがサポートされている唯一の環境は、Identity Manager 3.5.xまたはIdentity Manager 3.6.xがサポートされているオペレーティングシステムで使用されている環境のみです。ただし、アップグレードが実行できないいくつかのシナリオがあります。次に例を示します。

アップグレードを行う場合には、セクション 4.0, アップグレードの実行に進んでください。