6.3 高度な検索の実行

ユーザまたはグループの検索時に条件を複数個指定する必要がある場合は、高度な検索を使用できます。 たとえば、次のような指定内容です。

Last Name equals Smith AND Title contains Rep

検索条件の評価順序を調整するために、検索条件グループを複数個指定する場合も、これらの論理演算子を使って検索条件グループどうしを結び付けます。 例として、次の検索条件を使って高度な検索を実行するケースを考えてみます(2つの検索条件グループが「または」で結ばれている)。

(Last Name equals Smith AND Title contains Rep) OR (First Name starts with k AND Department equals Sales)

図 6-6で示されているように、次を指定します。

図 6-6 [検索リスト]ページ上での高度な検索条件の指定

[検索リスト]ページ上での高度な検索条件

この検索結果を図 6-7に示します。

図 6-7 高度な検索の結果

高度な検索の結果

高度な検索を実行するには、次の手順を実行します。

  1. [ディレクトリ検索]ページを開き、[新規検索]をクリックします。 デフォルト設定では、[基本検索]ページが開きます。

  2. 高度な検索]をクリックします。 [高度な検索]ページが開きます。

    高度な検索
  3. 検索語句]ドロップダウンリストで、検索する情報の種類を次の中から選択します。

    • グループ

    • ユーザ

    これで、[この基準を使用]セクションで値を指定できる状態になりました。

  4. 検索条件グループの検索条件を指定します。

    1. 項目カテゴリ]ドロップダウンリストを使用して、検索する属性を選択します。 たとえば、次のような指定内容です。

      Last Name
      

      選択可能な属性のリストは、検索対象(ユーザまたはグループ)によって決まります。

    2. ]ドロップダウンリストを使用して、比較演算を選択し、選択した属性に対して実行します。 たとえば、次のような指定内容です。

      equals
      

      詳細については、セクション 6.3.1, 式の選択を参照してください。

    3. 検索語]入力ボックスを使用して、選択した属性と比較する値を指定します。 たとえば、次のような指定内容です。

      Smith
      

      詳細については、セクション 6.3.2, 比較する値の指定を参照してください。

  5. 検索条件グループの2つめの検索条件を指定するには、次の手順を実行します。

    1. 検索条件グループの右にある[基準の追加]ボタンをクリックします。

      [基準の追加]ボタン
    2. 新規に追加された検索条件の左に表示される [検索条件論理演算子] ドロップダウンリストボックスで[および]または[または]を選択し、この検索条件を1つ目の検索条件と結び付けます。 条件グループ内では、2種類の論理演算子のうちから1種類のみを使用できます。

    3. この手順をステップ 4から繰り返します。

      条件を削除するには、右側の[基準の削除]をクリックします。[削除]ボタン

  6. 2つ目の検索条件グループを指定するには、次の手順を実行します。

    1. 基準グループの追加]をクリックします。

      [基準グループの追加]ボタン
    2. 新規に追加した検索条件グループの上に表示される[検索条件グループ論理演算子]ドロップダウンリストで[および]または[または]を選択し、この検索条件グループを1つ目の検索条件グループと結び付けます。

    3. この手順をステップ 4から繰り返します。

      条件グループを削除するには、真上にある[基準グループの追加]をクリックします。[基準グループの追加]ボタン

  7. 検索]をクリックします。

    検索結果が表示されます。

    次に行う作業については、セクション 6.4, 検索結果の使用を参照してください。

6.3.1 式の選択

]をクリックして検索用の比較条件を選択します。 検索条件の中で使用できる比較演算は、その検索条件の中で指定した属性の種類によって決まります。

表 6-1 検索用の比較演算

属性の種類

選択可能な比較演算

文字列(テキスト)

  • 次で始まる

  • 次を含む

  • 次と等しい

  • 次で終わる

  • 存在する

  • 次で始まらない

  • 次を含まない

  • 次と等しくない

  • 次では終了しない

  • 存在しない

あらかじめ設定されている選択項目リスト内の文字列(テキスト)

ユーザまたはグループ(またはDNによって特定される他のオブジェクト)

ブール値(TrueまたはFalse)

  • 次と等しい

  • 存在する

  • 次と等しくない

  • 存在しない

ユーザ(項目カテゴリ: マネージャ、グループ、または直属の部下)

  • 次と等しい

  • 存在する

  • 次と等しくない

  • 存在しない

グループ(項目カテゴリ: メンバー)

  • 次と等しい

  • 存在する

  • 次と等しくない

  • 存在しない

日時(日付/時刻形式または日付のみ形式)

数値(整数)

  • 次と等しい

  • より大きい

  • より大きいか等しい

  • より小さい

  • より小さいか等しい

  • 存在する

  • 次と等しくない

  • より大きくない

  • より大きくないか等しい

  • より小さくない

  • より小さくないか等しい

  • 存在しない

6.3.2 比較する値の指定

検索条件の中で指定した属性の種類によって、比較に使う値の指定方法が決まります。

表 6-2 比較値を入力する方法

属性の種類

値の指定方法

文字列(テキスト)

右側に表示されるテキストボックスにテキストを入力します。

あらかじめ設定されている選択項目リスト内の文字列(テキスト)

右側に表示されるドロップダウンリストで項目を選択します。

ユーザまたはグループ(またはDNによって特定される他のオブジェクト)

右側に表示される[ルックアップ]ボタン、[履歴]ボタン、および[リセット]ボタンを使用します。

日時(日付/時刻形式または日付のみ形式)

右側に表示される[カレンダ]ボタンおよび[履歴]ボタンを使用します。

数値(整数)

右側に表示されるテキストボックスに数値を入力します。

ブール値(TrueまたはFalse)

右側に表示されるテキストボックスに「true」または「false」と入力します。

比較演算が次のいずれかの場合は、値を指定しないでください。

  • 存在する

  • 存在しない

テキストの大文字/小文字

テキスト検索では大文字/小文字が区別されません。 つまり、値を入力する際に大文字を使っても小文字を使っても、検索結果は同じになります。 たとえば次の値を入力した場合、検索結果は同じになります。

McDonald
mcdonald
MCDONALD

テキスト内でのワイルドカードの使用

テキストの中でワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使うこともできます。このワイルドカードは、0個以上の任意の文字を表します。 たとえば、次のような指定内容です。

Mc*
*Donald
*Don*
McD*d

[ルックアップ]ボタン、[履歴]ボタン、および[リセット]ボタンの使用

検索条件には[ルックアップ]ボタン、[履歴]ボタン、および[リセット]ボタンが表示されるものもあります。 この節では、次のボタンの使用方法について説明します。

表 6-3 検索条件における[ルックアップ]ボタン、[履歴]ボタン、および[リセット]ボタン

ボタン

動作内容

比較に使う値を検索する

比較に使われた値の履歴リストを表示する

比較に使う値をリセットする

ユーザを検索するには

  1. ユーザ検索入力フィールドの右側にある[ルックアップ]ボタンをクリックします。

    [ルックアップ]ボタン

    [ルックアップ]ページが開きます。

    [ルックアップ]ページ
  2. 目的のユーザを探すための検索条件を指定します。

    1. ドロップダウンリストを使用して、検索キーの種類として[]または[]を選択します。

    2. ドロップダウンリストの横にあるテキストボックスに、検索したいユーザの名前全体または名前の一部を入力します。

      入力したテキストで始まるすべての名前がヒットします。 パスワードは、大文字、小文字が区別されません。 テキストの中でワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使うこともできます。このワイルドカードは、0個以上の任意の文字を表します。

      たとえば、次のどの検索テキストを入力した場合でも、「Chip」という名がヒットします。

      Chip
      chip
      c
      c*
      *p
      *h*
      
  3. 検索]をクリックします。

    [コンテナルックアップ]ページに検索結果が表示されます。

    [検索]ページが検索結果を表示

    目的のユーザが検索結果に含まれている場合は、ステップ 4に進みます。 含まれていない場合は、ステップ 2に戻ります。

    カラムの見出しをクリックすると、検索結果を昇順または降順でソートできます。

  4. 検索結果の中から目的のユーザを選択します。

    [オブジェクトルックアップ]ページが閉じ、選択したユーザの名前が、比較に使う値として該当フィールドに入力されます。

ユーザの検索条件としてのグループを検索するには、次の手順を実行します。

  1. 検索条件として[グループ]を追加し、[ルックアップ] [ルックアップ]ボタン([検索条件]フィールドの右側)をクリックします。

    [検索リスト]ページ上での高度な検索条件の指定

    [ルックアップ]ページに検索結果が表示されます。

    [検索]ページが検索結果を表示
  2. 目的のグループを探すための検索条件を指定します。

    1. ドロップダウンリストでは、[説明]しか選択できません。

    2. ドロップダウンリストの横にあるテキストボックスに、検索したい説明全体または説明の一部を入力します。

      入力したテキストで始まるすべての説明がヒットします。 パスワードは、大文字、小文字が区別されません。 テキストの中でワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使うこともできます。このワイルドカードは、0個以上の任意の文字を表します。

      たとえば、次のどの検索テキストを入力した場合でも、「Marketing」という説明がヒットします。

      Marketing
      marketing
      m
      m*
      *g
      *k*
      
  3. 検索]をクリックします。

    [コンテナルックアップ]ページに検索結果が表示されます。

    検索結果

    目的のグループが検索結果に含まれている場合は、ステップ 4に進みます。 含まれていない場合は、ステップ 2に戻ります。

    カラムの見出しをクリックすると、検索結果を昇順または降順でソートできます。

  4. 検索結果の中から目的のグループを選択します。

    [ルックアップ]ページが閉じ、選択したグループの説明が、比較に使う値として該当フィールドに入力されます。

履歴リストを使用するには、次の手順を実行します。

  1. 以前入力した値を確認したいフィールドの右側にある[履歴] [履歴]ボタンをクリックします。

    履歴リストには、この条件に対する以前の値がアルファベット順に表示されます。

    画面キャプチャ
  2. 次のいずれかの操作を行います。

    必要な作業

    操作手順

    履歴リスト内の値を選択する

    目的の値を履歴リストから選択します。

    履歴リストが閉じ、選択した値が、比較に使う値として該当フィールドに入力されます。

    履歴リストをクリアする

    履歴のクリア]をクリックします。

    履歴リストが閉じ、履歴リストの内容が削除されます。 なお、履歴リストをクリアしても、比較に使う値として現在入力されている値は変更されません。