4.2 環境設定パラメータ

4.2.1 ドライバパラメータの表示

  1. iManagerで、[Identity Manager]>[Identity Managerの概要]の順にクリックします。

  2. ドライバを含むドライバセットを探し、ドライバのアイコンをクリックします。

  3. [Identity Managerドライバの概要]ページで、ドライバオブジェクトをクリックします。

    ドライバの環境設定パラメータが表示されます。

4.2.2 非推奨パラメータ

次のパラメータは、バージョン1.6以降では推奨されなくなりました。

Table 4-3 非推奨パラメータ

タグ名

理由

connection-tester-class

XML記述子ファイルの情報に基づいて、ドライバがランタイム時に動的に接続テスタクラスを作成するようになりました。このパラメータは、後方互換性を確実にするためにまだ機能しますが、継続的な使用は避けてください。

connection-test-stmt

XML記述子ファイルの情報に基づいて、ドライバがランタイム時に動的に接続テスタクラスを作成するようになりました。このパラメータは、後方互換性を確実にするためにまだ機能しますが、継続的な使用は避けてください。

reconnect-interval

再接続間隔は、両方のチャネルで30秒に修正されました。

4.2.3 認証パラメータ

ドライバをインポートした後、ターゲットデータベースの認証情報を提供します。

認証ID

認証IDは、ドライバのデータベースユーザのログインアカウントの名前です。各データベースのインストールSQLスクリプトによって、このアカウントがサポートデータベースを認証するために必要なデータベース特権についての情報が提供されます。スクリプトは、install-dir\tools\sql\abbreviated-database-name\install install-dir\tools\sql\abbreviated-database-name\installディレクトリにあります。

この値は、トークン{$username}を使用して「接続プロパティ」パラメータの値で参照できます。接続プロパティを参照してください。

サンプルの環境設定のデフォルト値は、idmです。

認証コンテキスト

認証コンテキストは、ターゲットデータベースのJDBC URLです。

URLのフォーマットとコンテンツは各社独自であり、サードパーティ製のJDBCドライバ間で異なります。ただし、コンテンツには類似点があります。各URLには、そのフォーマットにかかわらず、通常、IPアドレスまたはDNS名、ポート番号、およびデータベース識別子が含まれます。使用しているドライバでの正確な構文およびコンテンツの要件については、サードパーティ製のドライバのマニュアルを参照してください。

サポートされているサードパーティ製のドライバのJDBC URL構文のリストについては、JDBC URLの構文を参照してください。

IMPORTANT:この値で、URLプロパティ以外の何らかの変更を行うと、トリガなし発行が使用されるときにすべてのオブジェクトが強制的に再同期されます。

アプリケーションパスワード

アプリケーションパスワードは、ドライバのデータベースユーザのログインアカウントのパスワードです。サンプルのドライバ環境設定のデフォルト値は、novellです。

この値は、トークン{$password}を使用して「接続プロパティ」パラメータの値で参照できます。接続プロパティを参照してください。