1.1 インストールの概要

Novell® Identity Manager役割ベースプロビジョニングモジュール3.6のインストール手順では、役割および役割ベースプロビジョニングモジュールの両方をサポートするユーザアプリケーションをインストールします。インストールは、次の手順で行います。

  1. Identity Manager役割ベースプロビジョニングモジュールへ移行する場合は、『Identity Managerユーザアプリケーション: マイグレーションガイド』を参照してください。

  2. システム要件を満たしていることを確認します。詳細については、セクション 1.3, システム要件を参照してください。

  3. Identity Managerのメタディレクトリをインストールします。手順については、『Identity Manager 3.5.1インストールガイド』を参照してください。必要なドライバを作成し、ユーザアプリケーションおよび役割ベースプロビジョニングモジュールをインストールするには、Identity Managerメタディレクトリサーバをインストールしておく必要があります。

  4. インストールのために必要な準備をすべて実行します。詳細については、セクション 2.0, インストールの必要条件を参照してください。

  5. ダZウンロードディレクトリ内で、prerequisitefiles.zipファイルを見つけ、圧縮解除します。圧縮解除したファイルを手動でインストールまたは適用します。

  6. Designerを使用してドライバを作成および設定する場合は、Designer 2.1.1をインストールします。「Designerのインストール」を参照してください。

  7. iManagerまたはDesigner 2.1.1でユーザアプリケーションドライバを作成します。iManagerでドライバを作成する方法についての説明は、セクション 3.1, iManagerでのユーザアプリケーションドライバの作成にあります。

    Novell Identity Managerユーザアプリケーションおよび役割ベースプロビジョニングモジュールをインストールするには、ユーザアプリケーションドライバがすでに存在している(ただし、有効にはなっていない)必要があります。

  8. iManagerまたはDesigner 2.1.1でロールサービスドライバを作成します。iManagerでドライバを作成する方法についての説明は、セクション 3.2, iManagerでの役割サービスドライバの作成にあります。

    Novell Identity Managerユーザアプリケーションおよび役割ベースプロビジョニングモジュールをインストールするには、ロールサービスドライバがすでに存在している(ただし、有効にはなっていない)必要があります。

  9. Novell Identity Managerユーザアプリケーションおよび役割ベースプロビジョニングモジュールをインストールおよび設定します。次の章を参照してください。

  10. インストール後に必要なタスクを実行します。