JBoss*アプリケーションサーバを使用する予定の場合、次のいずれかを実行します。
製造元の指示に従って、JBoss 4.2.0アプリケーションサーバをダウンロードしてインストールします。
役割ベースプロビジョニングモジュールのダウンロードに含まれるJbossMysqlユーティリティを使用して、JBossアプリケーションサーバ(およびオプションでMySQL)をインストールします。手順については、セクション 2.3.1, JBossアプリケーションサーバとMySQLデータベースのインストールを参照してください。
JBossサーバは、Identity Manager役割ベースプロビジョニングモジュールのインストールが終了するまで起動しないでください。JBossサーバの起動はインストール後のタスクです。
RAM: Identity Manager役割ベースプロビジョニングモジュールを実行するための推奨RAM容量は、最低512MBです。
ポート: アプリケーションサーバが使用するポートを記録します。役割ベースプロビジョニングモジュールのインストール時に、このポートを入力する必要があります。(アプリケーションサーバのデフォルトは8080です)。
SSL: 外部のパスワード管理機能を使用する場合は、Identity Manager役割ベースプロビジョニングモジュールおよびIDMPwdMgt.warファイルの展開先のJBossサーバで、SSLを有効にします。SSLを有効にする手順については、JBossのマニュアルを参照してください。また、ファイアウォールのSSLポートが開いていることも確認してください。IDMPwdMgt.warファイルの詳細については、セクション 7.5, 外部パスワードWARへのアクセスを参照してください。また、『IDM ユーザアプリケーション: 管理ガイド』も参照してください。
JbossMysqlユーティリティを使用して、JBossアプリケーションサーバとMySQLをシステムにインストールできます。
メモ:このユーティリティでは、JBossアプリケーションサーバはWindowsサービスとしてインストールされません。JBossアプリケーションサーバをWindowsシステムにサービスとしてインストールするには、セクション 2.3.2, JBossアプリケーションサーバのサービスとしてのインストールを参照してください。
JbossMysql.binまたはJbossMysql.exeを参照して実行します。このユーティリティは、次の場所にあるユーザアプリケーションインストーラにバンドルされています。
Solaris用のユーティリティはありません。
ロケールを選択します。
導入ページを読み、[
]をクリックします。インストールする製品を選択し、[
]をクリックします。[
]をクリックして、選択した製品をインストールする基本フォルダを選択し、[ ]をクリックします。データベースの名前を指定します。この名前はユーザアプリケーションをインストールするために必要です。
データベースのrootユーザのパスワードを指定します。
[
]をクリックします。[インストール前の概要]で指定した内容を確認し、[
]をクリックします。選択した製品がインストールされると、正常に完了したことを示すメッセージが表示されます。MySQLデータベースをインストールした場合は、セクション 2.5.2, MySQLデータベースの環境設定に進みます。
JBossアプリケーションサーバをサービスとして実行するには、Java Service Wrapperまたはサードパーティのユーティリティを使用します。http://wiki.jboss.org/wiki/Wiki.jsp?page=RunJBossAsAServiceOnWindowsに掲載されているJBossの指示を参照してください。
このセクションは次のトピックで構成されています。
Java Service Wrapperを使用すると、JBossアプリケーションサーバをWindowsサービス、あるいはLinuxまたはUNIXのデーモンとしてインストール、起動、および停止できます。使用できるユーティリティとダウンロードサイトについては、インターネットで確認してください。
このようなラッパの1つは、http://wrapper.tanukisoftware.org/doc/english/integrate-simple-win.htmlにあります。これは、JMX (http://wrapper.tanukisoftware.org/doc/english/jmx.html#jbossを参照)で管理します。次に、サンプル環境設定ファイルをいくつか示します。
重要:JBOSS_HOME環境変数を正しく設定する必要があります。ラッパ自体はこの環境変数を設定しません。
java-service-wrapper-service.xml : <Xxml version="1.0" encoding="UTF-8"?><!DOCTYPE server><server> <mbean code="org.tanukisoftware.wrapper.jmx.WrapperManager" name="JavaServiceWrapper:service=WrapperManager"/> <mbean code="org.tanukisoftware.wrapper.jmx.WrapperManagerTesting" name="JavaServiceWrapper:service=WrapperManagerTesting"/></server
以前のバージョンでは、JavaServiceといったサードパーティのユーティリティを使用して、JBossアプリケーションサーバをWindowsサービスとしてインストール、開始、および停止することができましたが、
重要:現在では、JBossはJavaServiceの使用を推奨していません。詳細については、http://wiki.jboss.org/wiki/Wiki.jsp?page=JavaServiceを参照してください。