8.4 編集用ボタンの使用

表 8-1は、属性に値を指定するのに使用できる編集用ボタンのリストです。

表 8-1 ユーザおよびグループを指定する編集用ボタン

ボタン

動作内容

入力する値を検索する

以前入力した値の履歴リストを表示する

選択したエントリの値をリセットする

新しいエントリを追加する。 複数のエントリが追加可能

複数のエントリが存在することを示す

選択したエントリおよびその値を削除する

重要:Identityセルフサービス]タブの[ユーザの編集]ページを使用して、階層的なレポート構造を分割できます。たとえば、 あるユーザにすでにマネージャが割り当てられている場合でも、他のマネージャの直属の部下としてこのユーザを追加できます。また、あるマネージャに彼/彼女の組織に属する人物に報告してもらうこともできます。

8.4.1 コンテナを検索するには

  1. コンテナを検索したいエントリの右側にある[ルックアップ]ボタンをクリックします。

    [コンテナルックアップ]ページにコンテナのツリーが表示されます。

    コンテナの検索

    このツリーの[+]ボタンまたは[-]ボタンをクリックしてノードを展開表示または縮小表示することにより、目的のコンテナを探すことができます。

  2. 必要があれば、目的のコンテナを探すための検索条件を指定します。

    テキストボックスに、検索したいコンテナの名前全体または名前の一部を入力します。 入力したテキストで始まるすべてのコンテナ名がヒットします。 パスワードは、大文字、小文字が区別されません。 テキストの中でワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使うこともできます。このワイルドカードは、0個以上の任意の文字を表します。

    たとえば、次のどの検索テキストを入力した場合でも、「users」という名前のコンテナがヒットします。

    Users
    users
    u
    u*
    *s
    *r*
    
  3. [検索]をクリックします。

    [コンテナルックアップ]ページに検索結果が表示されます。

    コンテナルックアップの結果
  4. ツリーから目的のコンテナを選択します。

    [コンテナルックアップ]ページが閉じ、選択したコンテナの名前が該当フィールドに入力されます。

8.4.2 ユーザを検索するには

  1. ユーザを検索したいフィールドの右側にある[ルックアップ]ボタンをクリックします。

    [ルックアップ]ボタン

    [ルックアップ]ページが開きます。

    ユーザの検索
  2. 目的のユーザを探すための検索条件を指定します。

    1. ドロップダウンリストを使用して、検索キーの種類として[名]または[姓]を選択します。

    2. ドロップダウンリストの横にあるテキストボックスに、検索したいユーザの名前全体または名前の一部を入力します。

      入力したテキストで始まるすべての名前がヒットします。 パスワードは、大文字、小文字が区別されません。 テキストの中でワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使うこともできます。このワイルドカードは、0個以上の任意の文字を表します。

      たとえば、次のどの検索テキストを入力した場合でも、「Chip」という名がヒットします。

      Chip
      chip
      c
      c*
      *p
      *h*
      

      マネージャに対する検索処理を実行する場合、マネージャであるユーザのみが検索対象になります。

  3. [検索]をクリックします。

    [コンテナルックアップ]ページに検索結果が表示されます。

    ユーザ検索向けの検索結果

    目的のユーザが検索結果に含まれている場合は、ステップ 4に進みます。 含まれていない場合は、ステップ 2に戻ります。

    カラムの見出しをクリックすると、検索結果を昇順または降順でソートできます。

  4. 検索結果の中から目的のユーザを選択します。

    [ルックアップ]ページが閉じ、選択したユーザの名前が該当フィールドに入力されます。

8.4.3 履歴リストを使用するには

  1. 以前入力した値を確認したいフィールドの右側にある[履歴]ボタンをクリックします。

    [履歴]ボタン

    履歴リストが開き、以前入力した値がアルファベット順に表示されます。

    履歴リスト
  2. 次のいずれかの操作を行います。

    必要な作業

    操作手順

    履歴リスト内の値を選択する

    目的の値を履歴リストから選択します。

    履歴リストが閉じ、選択した値が該当フィールドに入力されます。

    履歴リストをクリアする

    [履歴のクリア]をクリックします。

    履歴リストが閉じ、履歴リストの内容が削除されます。 履歴リストをクリアしても、現在入力されている値は変更されません。