2.6 メタディレクトリ3.5.1用追加ファイルのインストール

Identity Managerメタディレクトリ3.5.1を使用する場合、これらのセクションで説明されている追加ステップを実行する必要があります。

Linux/Unixユーザの場合、これをルートユーザとしてインストールします。

2.6.1 GUIを使用した役割サービスドライバのインストール

Identity Manager 3.5.1メタディレクトリを使用する場合のみ必要となります。Identity Manager 3.6メタディレクトリをインストールした場合、これらのファイルはすでにインストールされています。

役割サービス、およびユーザアプリケーションドライバのインストールユーティリティには、次の処理を行うオプションがあります。

  • Identity識別ボールトスキーマを拡張して、ユーザアプリケーション、およびRoles Based Provisioning Moduleをサポートする。

  • 役割サービスドライバ、およびユーザアプリケーションドライバの環境設定ファイルをメタディレクトリサーバにインストールする。

  • 役割サービス、およびユーザアプリケーションドライバの環境設定ファイルをiManagerにインストールする。

メタディレクトリ、およびiManagerマシンの両方にこのインストーラを実行する必要があります。

メモ:メタディレクトリは、このインストーラを使用するデフォルトのロケーションにインストールされる必要があります。

Roles_Driver_Install_Utility.isoへのアクセス

  1. 自分のオペレーティングシステム用のインストーラを見つけて実行します。

    オペレーティングシステム

    役割サービスドライバインストーラ

    AIX

    roles_driver_install.aix.bin

    Linux

    roles_driver_install.linux.bin

    Solaris

    roles_driver_install.solaris.bin

    Windows

    roles_dirver_install.exe

  2. インストールを完了するには、次の情報を使用します。

    インストール画面

    説明

    使用許諾契約

    使用許諾契約を読み、[使用許諾契約の条件に同意します]を選択します。

    コンポーネントの選択

    ドライバ: メタディレクトリサーバに役割サービスドライバおよびユーザアプリケーションドライバをインストールし、サポートしているライブラリJARを更新します。

    スキーマ: メタディレクトリスキーマを更新して、Roles Based Provisioning Module、およびユーザアプリケーション標準エディションに必要なオブジェクトを含めます。nrf-extensions.schファイルおよびsrvprv.schファイルをインストールし、現在のプラットフォームに対してコマンド( Windowsの場合はNdsCons.exe、UNIX/Linuxの場合はndssch)を実行します。

    ドライバ環境設定ファイル: 役割サービスドライバおよびユーザアプリケーションドライバ環境設定ファイルをインストールします。これらのファイルは、iManagerに新規のドライバを作成する際に使用されます。iManagerをホストするマシンでこれを実行する必要があります。

    認証

    スキーマ拡張子を選択する場合、ユーザ名およびパスワードを指定する必要があります。このユーザは、識別ボールトへの管理権を持っている必要があります。例: cn=admin,o=novell

    ドライバの場所の選択

    役割サービスおよびユーザアプリケーションドライバのインストールを選択した場合、eDirectoryサーバの場所を入力するよう促されます。これらは一般的に、メタディレクトリの/lib/dirxml/classesディレクトリにインストールされます。

    ドライバ環境設定ファイルの場所のインストール

    iManagerマシンでインストーラがドライバ環境設定ファイルを配置する必要のある場所を指定します。これらは、一般的にはiManagerの/nps/Dirxml.Driversディレクトリにインストールされます。

    インストール前の概要

    [インストール前の概要]ページを読んで、インストールパラメータの選択を確認し、インストールを完了します。

2.6.2 コンソールからの役割サービスドライバのインストール

コンソール(文字)モードでインストーラを実行するには、以下のコマンドを発行します。

roles_driver_install_<operatingsystemfile> -i console

セクション 2.6.1, GUIを使用した役割サービスドライバのインストールでグラフィカルユーザインタフェースで説明されているものと同じステップに従い、プロンプトを読み、コマンドラインで応答を入力します。

2.6.3 iManagerアイコンのコピー

メモ:この手順は、最新のプラグインと共にiManager 2.7がインストールされている場合は必要ありません。

  1. ダウンロードされた.isoイメージで、prerequisites.zipファイルを見つけます。

  2. ファイルを解凍してから、iManager_icons_for_roles.zipファイルを配置します。

    これには、eDirectoryの役割オブジェクト用のiManagerアイコンが含まれます。

  3. ファイルを解凍してから、nps/portal/modules/dev/images/dirディレクトリに抽出したアイコンをコピーします。

  4. iManagerを再起動し、新しいアイコンが使用されるようにします。

2.6.4 afadmin.jarのコピー

メモ:この手順は、最新のプラグインと共にiManager 2.7がインストールされている場合は必要ありません。

  1. ダウンロードされた.isoイメージで、prerequisites.zipを見つけます。

    このファイルは/36MetaDirSupportディレクトリにあります。

  2. ファイルを解凍してから、afadmin.jarファイルを見つけます。

  3. afadmin.jarファイルを/iManager/nps/WEB-INF/libディレクトリにコピーします。