グローバル設定の変更

グローバル設定は、どのOpenOffice.orgアプリケーションでも変更することができます。メニューバーから、[ツール]>[オプション]の順にクリックします。[オプション]ウィンドウに示したウィンドウが開きます。カテゴリの設定がツリー構造で表示されます。

図 12
[オプション]ウィンドウ

OpenOffice.org: ユーザデータ(アドレスや電子メールなど)、重要なパス、プリンタや外部プログラムの設定など、さまざまな基本設定が用意されています。

読み込みと保存: ファイルのオープンと保存に関する設定がファイルの種類別に用意されています。全般的な設定を行うダイアログが1つと、外部形式の処理方法を定義する特別なダイアログが複数あります。

言語設定: ロケールとスペルチェックの設定など、言語と入力補助に関連する設定が用意されています。アジア圏の言語のサポートも有効にすることができます。

インターネット: プロキシを設定するダイアログと、検索エンジンの設定を変更するダイアログがあります。

文書ドキュメント: Writerで使用する基本的なフォントやレイアウトなど、ワードプロセッシングに関するグローバルなオプションを設定します。

HTML形式ドキュメント: OpenOffice.orgのHTMLオーサリング機能に関連する設定を変更します。

表計算: ソートリストやグリッドに関連する設定など、Calcの設定を変更します。

プレゼンテーション: すべてのプレゼンテーションに適用される設定を変更します。たとえば、要素を配置するときに使用するグリッドの尺度を指定することができます。

図形描画: 描画スケール、グリッドのプロパティ、印刷オプションなど、ベクトル描画モジュールに関連する設定が用意されています。

数式: 数式用の特別な印刷オプションを設定するダイアログが1つ用意されています。

グラフ: 新規作成したグラフに適用されるデフォルトの色を定義します。

データソース: 外部データソースへのアクセス方法を定義します。

重要:  ここに挙げた設定はすべて、「グローバル」に適用されます。つまり、新規作成するすべての文書でデフォルトとして使用されます。