NNLSのインストール時に作成されたサービス認証設定の変更

インストール時に、NNLSのサービスおよび関連する管理ツールは認証のためにeDirectoryサーバを参照するように設定されます。

Table 7で概説された手順を実行することにより、各サービスまたはツールの認証設定を変更することができます。


Table 7. サービスの認証設定の変更

NNLSコンポーネント 説明

DirXML®スタータパック

DirXMLを設定および管理するための認証は、iManagerによって処理されます。

eGuide

eGuide認証は、iManagerのVirtual Officeプラグインによって管理されます。

iFolder®

Novell iFolder 2.1 Installation and Administration Guide』の「Replacing a User LDAP Server for a Linux-Based iFolder 2.1.2 Server」を参照してください。

iManager

標準的なUNIXのエディタを使用して、/var/opt/novell/iManager/nps/WEB-INF/PortalServlet.propertiesファイルの「System.Directory/Address=」というエントリを修正します。

たとえば、次のようになっているとします。

System.DirectoryAddress=10.1.1.1\:636

これを次のように変更します。

System.DirectoryAddress=10.1.1.2\:636

iPrint

標準的なUNIXのエディタを使用して、/etc/opt/novell/iprint/httpd/conf/ipp.confの「AuthLDAPURL」というエントリを修正します。

たとえば、次のようになっているとします。

AuthLDAPURL "ldaps://10.1.1.1/o=acme???(objectClass=user)"

これを次のように変更します。

AuthLDAPURL "ldaps://10.1.1.2/o=acme???(objectClass=user)"

Linux User Management

標準的なUNIXのエディタを使用して、/etc/nam.confファイルの「preferred-server=」というエントリを修正します。

たとえば、次のようになっているとします。

preferred-server=10.1.1.1

これを次のように変更します。

preferred-server=10.1.1.2

NetMailTM

NetMailでは、NNLSサーバと同じサーバにインストールしたeDirectoryによってユーザを認証する必要があります。

NetStorage

NetStorage認証は、iManagerを使用して管理します。ファイルアクセス(NetStorage)役割の認証ドメインタスクに関するオンラインヘルプを参照してください。

Samba

標準的なUNIXのエディタを使用して、/etc/opt/novell/samba/smb.confの「ldap server=」というエントリを修正します。

たとえば、次のようになっているとします。

ldap server=10.1.1.1

これを次のように変更します。

ldap server=10.1.1.2

Virtual Office

Virtual Officeでは、iManagerのLDAP設定を利用します。

WebAdmin (RCD管理)

WebAdmin (リソース管理プラグイン)のサービス認証設定の変更を参照してください。