eDirectoryのプランニングの概要

効率的でわかりやすいeDirectoryを設計するには、次の点を考慮する必要があります。

Novell eDirectory 8.7.3管理ガイド』の「Novell eDirectoryネットワークの設計」で説明されている問題と設計上の注意点について、十分検討する必要があります。


ラボのeDirectoryツリー

Figure 1は、このガイドの演習で使用するeDirectoryツリーの例を示しています。また、eDirectoryツリーの設計時に考慮すべき基本的な要素も示しています。

NOTE:  IS部門オブジェクトはこのガイドでは作成されませんが、説明用に記載されています。

Figure 1
ラボのeDirectoryツリー


現在のラボツリー

Figure 2は、NNLSをラボにインストールすることによって作成したeDirectoryツリーを示しています。淡色で表されているオブジェクトは説明用のオブジェクトで、現在のツリーには存在しません。このガイドで説明されている手順に従うと、ツリーはFigure 1のようになります。

Figure 2
現在のラボツリー


ラボツリーの拡張

このガイドでは、ツリーにNNLSサーバを1台のみインストールする場合の構成を説明します。

ツリーに追加サーバをインストールする場合は、Figure 3で説明されているような準備作業が必要です。

すでに述べたように、追加サーバのインストールについてはこのラボガイドでは取り上げません。詳細については、『Novell Nterprise Linux Servicesインストールガイド』の「初期インストール後のinstall.shの実行」を参照してください。

Figure 3
拡張したツリー