Novell Filrでのファイルの基本的な操作方法は次のとおりです。
アクセス: 必要とするファイルにさまざまな方法で(Webブラウザ、デスクトップ、またはモバイルデバイスから)アクセスできます。
共有: 同僚とファイルを共有し、そのファイルに関する特定の権限を同僚に付与します。たとえば、あるファイルをユーザAに読み込み専用アクセス権を付与して共有し、同じファイルをユーザBには編集アクセス権を付与して共有することができます。
他のユーザが共有してくれた項目と自分が共有した項目を容易に見分けることができます。
協同作業: ファイルにコメントを付けることができます。アクセス権を持つすべてのユーザは、共有者が付けたコメントを見ることができ、それぞれ自分のコメントを追加することもできます。
Filrでは、主に2種類のファイルに対してアクセス、共有、および協同作業を行うことができます。
Novell Filrを使用して、コーポレートファイルシステム上のフォルダおよびファイルに簡単にアクセスできます。コーポレートファイルには、自分のホームディレクトリ上のファイル、マップされたドライブ上のファイル、またはリモートサーバ上のファイルが含まれます。Filrを使用することで、それらのファイルがどこにあってもシームレスにアクセスできます。アクセスできるコーポレートファイルは、Filr管理者によって定義されています。
Filrで、タイトルの[ネットフォルダ]をクリックして、コーポレートファイルにアクセスします。または、ホームディレクトリにあるファイルの場合、[マイファイル]をクリックしてアクセスします。
[マイファイル]エリアには、個人ストレージファイル(Filrサイトに直接アップロードするファイル)およびホームディレクトリのファイルが含まれます。[マイファイル]エリアで使用できる機能は、Filr管理者によって決定されます。
個人的に使用する場合やコラボレーションを促進するために、Filrサイトにファイルを直接アップロードできます。フォルダを作成して、ファイルを使いやすく整理することができます。
[マイファイル]エリアにあるファイルとフォルダは、デフォルトではユーザ本人にしか見えません。ファイルとフォルダを共有することにより、他のユーザも利用することができます。
[ネットフォルダ]エリアのファイルとは異なり、[マイファイル]エリアの個人ストレージファイルは外部サーバには存在せず、Filrサーバにあります。
ホームディレクトリのファイルは外部サーバに存在します。
Filr管理者によって行われる設定に応じて、タイトルの[マイファイル]をクリックして、両方のタイプのファイルにアクセスできます。