17.8 Novell iFolder 3.6の実装と保守

次に示す実装の指示は、あくまでも参考用です。Novell iFolderを初めて使用する場合は、『Novell iFolder 3.6 Administration Guide』を参照してください。

17.8.1 Novell iFolder 3.6の管理

Novell iFolderの管理はiFolder管理コンソールで行います。この管理コンソールには直接アクセスすることも、iManagerからアクセスすることもできます。詳細については、『Novell iFolder 3.6 Administration Guide』のAccessing iManager and the Novell iFolder Web Adminを参照してください。

17.8.2 Novell iFolder 3.6サーバの設定

ユーザにNovell iFolder 3.6にログインさせる前に、『Novell iFolder 3.6 Administration Guide 』のInstalling and Configuring iFolder Services(必要な場合はConfiguring the iFolder Web Admin Serverも含む)にあるすべての設定タスクを先に完了する必要があります。

17.8.3 Novell iFolder 3.6ユーザの作成と有効化

Novell iFolder 3.6へのアクセス権をユーザに付与するには次を実行します。

  1. iFolder 3.6用eDirectoryユーザオブジェクトを準備します。

  2. iFolderアクセス用ユーザアカウントのポリシーを有効にします。

  3. (任意)ユーザアカウントのアカウント割り当て量(容量)を有効にします。

  4. ユーザにiFolderを作成します。

  5. iFolder Clientをユーザに配布します。

詳細については、『Novell iFolder 3.6 Administration Guide』のManaging iFolder Usersを参照してください。

17.8.4 Novell iFolder 3.6の保守

Novell iFolderのサービスロードが増加した場合、サーバの能力を向上させるか、またはサーバを追加する必要があります。『Novell iFolder 3.6 Administration Guide 』のDeploying iFolder Server in a Multi-server Environmentを確認してください。その他の一般的なiFolderの保守のトピックのリストは、OES 2オンラインヘルプの「iFolder 3.6」を参照してください。