PlateSpin Forgeアプライアンスの初期のセットアップと設定は、以下の手順で構成されいる1回限りの手順です。
アプライアンスホストの設定(製品のHypervisorコンポーネントであるVMware ESX)。
Forge Management VMの設定(アプリケーションロジックがホスト上で実行するWindows仮想マシン)。
製品ライセンスの有効化。
便宜のため、環境設定ワークシートがアプライアンスマニュアルに含まれています。この手順を開始する前にそれに記入してください。
アプライアンスの初期設定の手順は、アプライアンスバージョンに依存します。
Forgeユニットのアプライアンスバージョンは、以下のいずれか1つの方法で判別できます。
Forge Web Client: [PlateSpin Forge Web Client]の ページでアプライアンスバージョン番号を参照してください。これはForgeを再設定する場合にのみ実行できます。
ローカル設定のインタフェースタイプ モニタをアプライアンスに接続して、電源を入れます。Forgeコンソールのブルースクリーンが表示されている場合は、アプライアンスバージョンは1です。ESX設定画面が表示されている場合は、アプライアンスバージョンは2です。
リモート設定インタフェース: ForgeユニットのWebブラウザとIPアドレスを使用し、Forge ACCを使用する場合のアプライアンスバージョン2の設定手順に記述されているとおり(ステップ 2~ステップ 4)にForge Appliance Configuration Console (ACC)の起動を試してみます。接続できる場合、アプライアンスバージョンは2です。
PlateSpin Forgeアプライアンスの最初のセットアップおよび設定の手順は1回です。セットアップ上の問題についてPlateSpinテクニカルサポートに連絡する場合に備えて、印刷された設定ワークシートにすべての関連情報を記録します。
重要:PlateSpin Forgeで他の仮想マシンを実行するなど、PlateSpin Forgeまたは管理VMがサポートしていない変更を行うと、パフォーマンスに影響し、さらにエンドユーザライセンス契約違反となり、保証が無効となる可能性があります。
PlateSpin Forgeを完全に設定するには、ハードウェアおよび管理VM(ソフトウェア)を設定する必要があります。
開始準備に記述されている準備手順を実行します。
初めて電源をオンにする場合、[PlateSpin Forge Configuration (PlateSpin Forgeの設定)]ダイアログボックスが表示されることを確認します。
root」、 フィールドに「password」と入力します。 を選択します。
フィールドに「ダイアログボックスが表示されます。セットアップおよび設定する前に、デフォルトのパスワードを変更する必要があります。
フィールドに新しいパスワードを入力して、 フィールドに再び同じパスワードを入力します。 を選択します。
システムにより、パスワード変更について確認されます。
を選択します。
新しいパスワードを使用して再度ログインできるように、ログアウトされた状態となります。
再度ログインします。
[VMware ESX EULA]ダイアログボックスが表示されます。エンドユーザライセンスを承認して、続行します。
を選択して、 を選択します。
最新のエンドユーザライセンス契約については、VMware Webサイトを参照してください。
[PlateSpin Forge EULA (PlateSpin Forge EULA)]ダイアログボックスが表示されます。
を選択して、 を選択します。
[PlateSpin Forge Host Configuration (PlateSpin Forgeホストの設定)]ダイアログボックスが表示されます。
アプライアンスホストに割り当てる
アドレス、 、および IPアドレスを指定します。オプションで、 も入力できますが、アプライアンスを再起動する必要があります。DHCPを使用することもできますが、静的IPアドレスを割り当てることをお勧めします。また、複数アプライアンスの環境では、ホスト名の重複を避けるためにアプライアンスにホスト名を割り当てることを強くお勧めします。
を選択して日時を指定し、 を選択し、 を選択します。
[PlateSpin Forge Host Credentials (PlateSpin Forgeホストの資格情報)]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスに、アプライアンスのhypervisor層である、ESXサーバにアクセスするために使用する資格情報を入力します。
rootグループのメンバーである新しいESXユーザが作成されます。rootユーザとは異なり、新しいユーザにはESXに対するSSH許可があります。
フィールドでログイン名を指定し、パスワードを入力して、確認のためにパスワードを再入力して を選択します。この操作によって、[Management VM network settings (管理VMネットワーク設定)]ダイアログボックスが表示されます。
をオフにして、管理VMの アドレス、 、 アドレス、および(オプションで) を指定します。ここで入力されるIPアドレスは、PlateSpin Forge Webクライアントにアクセスするために使用されます。
DHCPを使用することもできますが、静的IPアドレスを割り当てることをお勧めします。
(オプション)DNSサーバの名前を
フィールドに入力して、 を指定します。をクリックします。
[Appliance Configuration (アプライアンスの設定)]ダイアログボックスで、ワークグループまたはドメインに参加するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
を選択して、[Join PlateSpin Forge Management VM to Workgroup or Domain (PlateSpin Forge管理VMをワークグループまたはドメインに参加させる)]ダイアログボックスを開きます。
ドメインに参加すると、選択したドメインユーザにアプリケーションにアクセスする権限を付与できます。
次のいずれかの操作を行います。
ドメイン名、ユーザ、パスワードを入力するか、ワークグループを入力します。ドメインフィールドが入力されている場合、
フィールドは無視されます。 を選択します。フィールドを空のまま残し、WORKGROUP」を使用します。
をクリックして次の手順に進み、デフォルトのワークグループ名として「[Configuration Review (設定レビュー)]ダイアログボックスに、選択したパラメータの概要が表示されます。この情報を使用して、設定を確認してください。
必要に応じて、
を選択すると、設定インタフェースが終了するか、エラーメッセージが表示されます。前の設定を編集するには、 を選択します。を選択します。
設定の進捗状況を示すダイアログボックスが表示されます。設定には数分かかる可能性があります。設定が正常に終了したか失敗したかを確認する最後のダイアログボックスが表示されます。プロセスが正常に終了すると、ダイアログボックスにはPlateSpin Forge Web Clientにアクセスするために使用できるURLが表示されます。今後使用する場合のためにこのURLは記録しておいてください。
を選択します。
アプライアンスのインストールと環境設定を開始するには、別のコンピュータを通じて直接アプライアンスに接続し、ブラウザベースのAppliance Configuration Console(ACC)ユーティリティを使用する必要があります。柔軟性およびモビリティが提供されるため、ノートパソコンの使用をお勧めします。
開始準備に記述されている準備手順を実行します。
コンピュータをアプライアンスに接続します。これは、次のいずれかの方法で実現できます。
ネットワークスイッチを通じた接続: 両方のユニットを、イーサネットネットワークケーブルを通じてネットワークスイッチまたはハブに接続します。
直接接続: PlateSpin Forgeアプライアンスとコンピュータを、クロスオーバーケーブルを通じて直接接続します。
PlateSpin Forgeアプライアンスの電源をオンにします。システムが完全に開始するまで少なくとも10分間待機した後で、接続を試みてください。
コンピュータにIPアドレスを192.168.1.xの範囲、および255.255.255.0の関連サブネットマスク(またはコンピュータがアプライアンスのデフォルトのIPアドレス、192.168.1.200にpingできることを確認し、あらゆるIPアドレス/サブネットマスクの組み合わせ)で割り当てます。
メモ:次のIPアドレスは使用しないでください。
192.168.1.200 - hypervisorによって使用されています。
192.168.1.210 - Forge VM によって使用されています(自動アプライアンス設定ユーティリティによって割り当てられています)。
サポートされているWebブラウザを開いて、http://192.168.1.200:10000でForge Apliance Configuration Console (ACC)に移動します。
メモ:ブラウザによっては、プロトコル(http://)を含み、ブラウザのアドレスバーにURL全体を入力する必要がある場合があります。
ログインするようにプロンプトが表示されます。
rootアカウントを使用してログインしてください(パスワード: パスワード)。
[パスワード変更]ページにリダイレクトされます。
rootアカウントとforgeuserアカウントのパスワードを変更します。
ACCからログアウトします。
ステップ 7で設定したパスワードを使用して、foreuserアカウントでログインします。
ホストまたはForge仮想マシンを設定するようにプロンプトが表示されます。
をクリックします。
[ホストの設定]画面が表示されます。
メモ:最初はアプライアンスホストを設定する必要があります。これを実行する前にForge VMの設定を試みないでください。
適切な設定を入力し、
をクリックします。指定した設定パラメータの概要が表示されます。
メモ:アプライアンスを再設定している場合(この手順を実行するのが初めてでない場合)、新しい接続が機能しているか確認するためにプロンプトが表示されます。確認が失敗した場合、Forge IPアドレスが元に戻ります。
をクリックします。
進行状況インジケータが表示され、設定が完了した後に、成功したかどうかを確認できます。
コンピュータの接続を解除し、アプライアンスを運用ネットワークに接続します。そこで新しいIPアドレスが有効になります。
コンピュータから、http://<appliance_IP>:10000に移動します。
(同じコンピュータを使用している場合は、そのIPアドレスをネットワーク内で有効なものに変更するようにしてください。)
foregeuserアカウントを使用してログインします。
[Forge VMの設定]をクリックします。
[Forge VMの設定]ページが表示されます。
適切な設定を入力し、
をクリックします。指定した設定パラメータの概要が表示されます。
をクリックして、VMの設定が完了するまで待ちます。
進行状況インジケータが表示され、設定が完了した後に、成功したか確認できます。
[Forgeダッシュボード]リンクをクリックして、http://<appliance_IP>/forgeでForge UIに接続します。Forge VMのデフォルトの資格情報を使用します(ユーザ名: Administrator、パスワード: password)。